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(回答先: 日本の歴史教科書はキリシタンが日本の娘を50万人も海外に奴隷として売った事は教えないのはなぜか? 投稿者 TORA 日時 2006 年 1 月 27 日 13:09:43)
島原半島最南端、口之津港が火薬一樽と交換に売られていった少女の積出港でした。火山灰土壌で米がとれぬ同地の農民にとり、過酷な領主からの取り立てを逃れる手段として、悲しい選択をせざるを得なかったのでした。南蛮船渡来の地として知られる口之津港は、キリスト教が戦国時代のこの国で一番最初に根付き、大半の領民はキリスト教へと改宗、熱心に信仰を守っていました。その後、秀吉の九州征伐、宣教師の国外追放令を経て、キリスト教禁止令が出され、さらに鎖国政策がとられ貿易の利がなくなると、そのしわ寄せはすべて領民にかかります。この世に生きる希望を断たれた人々はついに島原の乱を起こし、三万七千人もの人々が燃え盛る炎のなか命を絶たれるに至りました。口之津歴史資料館では戦国時代から近代にまで続く人身売買の歴史を垣間見せてもらえます。
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