★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ42 > 1122.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news001.htm
富岡町の約250万年前の新生代後期の富岡断層から、ネコ科の剣歯虎の仲間とみられる大型ネコの前歯(切歯)の化石が発見された。剣歯虎の化石が国内で見つかったのは初めて。群馬県立自然史博物館の長谷川善和館長は「日本にはいないと思われた剣歯虎の仲間がいたことが明らかになった」としている。
発見された前歯は鋭い円すい形で、全長約4,4センチ、直径は最大で約1センチ。剣歯虎の特徴となっている大きな犬歯のすぐ前側の歯とみられる。先端部はのこぎり状になっており、大きさから体長は1,5〜2メートルと推定されている。
発見したのは、地元で化石研究をしている相馬中村層群研究会員の大工平宗雄さん(49)(南相馬市)。2003年6月〜04年1月にかけて、海岸線にある同断層から発見。長谷川館長や県立博物館の高橋紀信資料調査員らが鑑定した。
前歯のほか、ネコ科の特徴がある前足の尺骨や後ろ足のかかとなども見つかったが、剣歯虎の仲間かどうかは分からないという。
剣歯虎には、アメリカ大陸やユーラシア大陸などに分布し、約1万年前に絶滅したサーベルタイガーも含まれる。
(2006年2月28日 読売新聞)
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ42掲示板