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(回答先: ついでに。チョムスキーはシオニスト。だから911を語らない!【AMLはこの流れ?】 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 2 月 25 日 20:31:33)
阿修羅戦争掲示板に触発されたせいか、今までは手に取る気も起こらなかったチョムスキーの著作を図書館で数冊借りてきて(だって、チョムスキーやお追従平和屋翻訳家なんぞに印税払いたくないもん♪)読んでみましたが、さすが言語学の大家、911に関してもオモロイことを書いてます。たとえば炭疽菌事件については、このような記述があります。
炭疽菌の問題では、人々は気づきました。炭疽菌パニックが起きると、これはたちまち国外テロリストの仕業にされた。…しかし炭疽菌の出所はテキサスの国立研究所であると判明した。この時点で、この話題は新聞の一面から抜け落ちてしまった。国内のテロリストが政府研究所から盗んでやったこと、それはトップニュースにならないわけです。
(メディアコントロール、集英社 P136)
何気なく書かれたこの記述からだけでも、以下の程度の疑問なら即座に浮かんできます。
(チョムスキーの著作があまりにオモロかったのでいずれ読書感想文でも書いてやろう、と思って箇条書きにして書き溜めていた散文を使いますので、読み苦しいところはご容赦ください)
・国内のテロリストがどうやって警備厳重なテキサスの国立研究所から炭疽菌を盗み出せた?政府関係者の黙認が無ければ無理であろう。
・国内のテロリストが炭疽菌パニックを、アラブ人の仕業と見せかけて起こす誘因は?-ない。仮に国内のテロリストなら、違う要求を掲げる可能性が高い(白人右翼なら黒人排斥など)。また二言目にはアメリカ政府批判をする人物が、「国内のテロリスト」=アメリカ政府とは考えないであろう。
・炭疽菌はサダムフセインの仕業にされ、大義なきイラク戦争へ突入するきっかけとなった。一連の戦争でネオコン系軍産複合体企業は莫大な利益を上げ、反面国民への監視は強まったが、言語学の大家からBig Brotherに対する警告が発せられることは無い。
・炭疽菌の出所が判明した時点で報道が途絶えたのは?-イラク戦争の口実にもはや使えなくなったからであろう。この後WMD捏造が行われたのは周知の通り。
・本インタビューは2002年3月15日。2001年ならともかく、WMD捏造でイラク戦争への流れができつつあったこの時期にこの程度の論考?
世界中どこにでも「偽の友」はいるものですが(日本なら自称「明治天皇の孫」?)
チョムスキーが売文平和屋やお追従翻訳家を従えた反体制気取りの言語学者であれば
極めて悪質であるし、純粋な反体制学者なら思慮が浅薄である、と考えざるを得ません。
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