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容姿が劣る若者は犯罪者になりやすい―米
2006.02/20(月)
容姿の劣る十代の若者は、外出もせずに家にこもる傾向がある。しかし彼らに言えることはそれだけではない。実は最近の研究によると、そういった若者は犯罪者になる傾向もあるのだそうだ。
この研究を行なったのは、コロラド大学の経済学者のNaci Mocan氏とジョージア州立大学の同じく経済学者のErdal Tekin氏で、彼らによれば、容姿の劣る若者は、いわゆる美男美女のみならず平凡な顔立ちをしている若者と比較しても、犯罪を起こす可能性が高いのだという。
2人は、連邦政府の資金援助の下、高校生1万5000人を対象に質問調査を行なった。2人はその際、調査官に対して、回答者の容姿をvery attractive(美)からvery unattractive(醜)までの5段階で格付けするよう指示した。そうして収集された回答結果と容姿の格付けのデータとの比較分析を行なった。
その結果、容姿の美醜の長期的影響は小さいものの、しかし確かにそこには一貫した傾向が見られるとの結論に至った。その結果によれば、器量がいい人ほど犯罪を起こしにくく、器量が悪い人ほど犯罪を起こしやすい傾向があることが明らかになった。尚、今回の研究で検討された犯罪は、不法侵入や麻薬売買など計7つの犯罪に関してのみである。
また今回以外にも、器量の悪い男性女性は雇用される確率が低い、また、器量のいい人に比べて稼ぎが少ない、という研究結果も出されており、このような境遇が彼らを犯罪に導いているのではないかと、Mocan氏とTekin氏は結論付けている。
http://kkeita5129.blog8.fc2.com/blog-entry-307.html
原文 http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/c/a/2006/02/18/MNGRIHAT6I1.DTL (SF Gate.com)
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