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平成十八年(二〇〇六年)二月二十日(月)
(第一千五百九十一回)
○加治将一著
「あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン」
(The Someone Behind Ryoma)祥伝社、平成十八年二月刊
○この本の巻末に「取材協力」とあって、
東京メソニック
ニューヨーク・メソニック
ロサンゼルス・メソニック
オランダ・メソニック
スコットランド・メソニック
○とある。
○つまり「フリーメーソン」が、この本の著者に協力して居ると、
明記して居る。
○「フリーメーソン」は、
いわゆる「明治維新」についての歴史の真相の一部を、
○今や、日本人に知らせるべき時が来た、
○と判断した。
○と見ることも出来るであろう。
○ここに書かれて居ることは、あらかた、その本筋に於ては、
○筆者が、平成三、四年以降、
○幾十回となく、色々なところで公表して来た見解、意見、論述の枠組みに
一致する。
○従って、その内容そのものについては、筆者には、目新しいところはない。
○しかしそれは、これまで、
孝明天皇弑逆犯の一味によって捏っち上げられたニセモノの歴史と、
○根本的に対立し、矛盾する。
○とりわけ、坂本龍馬を明治維新の最大の英雄として、もてはやして来た、
○司馬遼太郎の支持者たちにとっては、
○この本は、憎悪の的、とされるであろう。
○本書は、十分な検証と批評の対象とされるに値する。
(この項つづく)
(了)
【注】
○本書には、フランス・フリーメーソン系統の話は全く出て来ない。
これは本書の限界であろう。
週刊日本新聞〜太田龍の時事寸評http://sv1.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgiより
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この「加治将一」という人、どこかで目にしたことがある・・・と思ったら、
「石の扉」の著者だった。
石の扉 フリーメーソンで読み解く歴史
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/360.html
投稿者 エンセン 日時 2004 年 8 月 04 日 04:54:04
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