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(回答先: 日本のスパイを疑われたオーストラリア先住民 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 2 月 16 日 12:33:18)
「鬼畜米英」に共感したのが、皆アングロ・サクソンや白人に統治された
非白人であるという点が印象深いです。
歴史を振り返ると、北欧および北ドイツの出であるアングロ・サクソン族が
現在のスコットランド人、ウェールズ人、アイルランド人の祖にあたる
ケルト民族を駆逐して今のイングランドに進出したことに端を発しています。
現在なおも、イギリス国内では一皮むけば、イングランド人vs非イングランド人
という構図が残っています。
その後アングロ・サクソン族は、北米大陸に進出し、原住民のインディアンや
イヌイットらの文化を破壊しアングロ・サクソン流をおしつけたり、居住の自由を
奪ったりしました。以後アフリカ大陸、ハワイ、ニュージーランド、豪州等々
原住民の文化習慣を破壊しつづけて今日に至ったように思われます。
こうしてみると、アングロ・サクソン族に統治された以降も、アングロ・サクソンの
影響を受けずに統治以前に保持していた固有の風習を日常生活においてきちんと維持
できている民族というのは皆無なのではないでしょうか。かかわると多少なりとも
欧風化されてしまう部分がでてしまう部分を否定できません。
日本も例外ではなく、第二次世界大戦での敗戦を機に日本も徐々に欧風化の波に陰に
陽に晒された結果、一例として明治期や大正期に書かれた書物にふんだんに見られた
日本語の副詞や形容詞がいくつも姿を消し、代わって「アグレッシブな」のような
言葉づかいに変化してしまっています。
ちょっと話が飛躍しすぎるかもしれませんが、外国人の出入国およびキリシタン大名を追放した豊臣秀吉の英断、徳川幕府による平戸の出島は、考えようによって日本に
とってプラスに働いたのではと思うのです。戦国大名らは知っていたのかどおかは、自分は知りませんが、同時期に白人に統治された地域は固有の文化習慣をことごとく破壊しつくされました。インカ帝国しかり。アステカ帝国しかり。
現存する子孫は固有の言語も消失し、今は遺跡となっただけの先人の偉業をただ眺めるだけです。わたし達はまがりなりにも日本語という先祖からの言語を現在まで継げて
いること、天皇制や日常生活の習慣等々過去から現在までなんとか分断されずに来れた事を思うと国際交流が持つ危険な部分、それもなぜか相手が白人となると固有の文化をも略取されかねない事態への認識をどこかで持たないといけないように思います。
こうしてみると、自分のなかでは第二次世界大戦も鎖国も新たな目でみる自分に気づかされるこの頃です。
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