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北朝鮮、エネルギー合作開発で経済難打開模索 北朝鮮問題研究所
出典
http://www.nkfocus.jp/warp/webapp/bbs/view?r=&meta_id=economy&id=a578327895fb80618f14dbd5
北朝鮮がエネルギー及び鉱物資源を媒介に、アメリカの金融制裁による経済難を打開しようとしている。
北朝鮮は最近、中国、韓国だけでなく、ロシア、アイルランド等と相次いで資源開発協定を結び、閉ざされていたエネルギー領域の合弁により、対外開放と経済難脱出を模索しているものと分析される。
北朝鮮の盧斗哲(ロ・ドゥチョル)副総理は、昨年12月に中国を訪問し、曾培炎中国副総理と5億ドル規模の北朝鮮・中国政府間の海上石油共同開発協定を結んだ。
これは、北朝鮮が西方の経済制裁から脱却するために、外国と結んだ経済協力分野のうち、ここ数年の中では最も規模が大きいものである。
これと共に、吉林省最大の銅鉱山会社である通化銅鉄グループは、北朝鮮最大の鉄鉱山である茂山鉱山の50年間の採掘権を8億6千万ドルで引取る計画を立てていると、香港の時事週刊誌『亜洲週刊』最新号が27日報道した。
茂山鉄鉱はアジア最大の露天鉱山で、埋蔵量が70億トンに達し、鉄の含有量が66%におよぶほどであり、採算性が優れている。
この他、五鑛グループと山東の国大黄金株式会社も、北朝鮮と鉱山開発交渉を進めていると伝えられている。
中国だけでなく、海外の相当数のエネルギー企業も、北朝鮮と資源開発合弁を行う見通しが明るいと見ている。
昨年9月、アイルランド系の石油探査会社であるアイネックスは、今後20年間、北朝鮮内の全ての地方の石油探査に対して優先権を持つという内容の協定を結んだのに続き、1月に北朝鮮の国営天然資源会社であるコブリル(Kobril)の持分10%を買い取った。
北朝鮮としては、エネルギー部門では西欧企業に対する最初の開放措置になる。
北朝鮮は現在開発中である油井で石油が埋蔵されている可能性を楽観視しているが、技術力の不足と遅れた施設で、採掘作業にこれといった進展を見い出すことができずにいる。
今年初め、ロシア最大の天然ガス企業であるガズプロムも平壌を訪問、北朝鮮の高位層とエネルギー領域で合弁問題を論議した。
北朝鮮内の資源開発を許容した韓国でも、韓国石油開発公社が既に北朝鮮の西海岸の大陸峰で石油探査を進めている。
しかし、韓国は石油や石炭よりも、主に北朝鮮の豊富な鉱物資源の確保に力を入れている。
韓国政府は積極的に北朝鮮のマグネサイト、亜鉛、燐灰石、鉄鉱石、モリブデン、タングステン等の鉱山資源の開発に乗り出している。
咸南瑞山の大興マグネサイト鉱山で、南北共同開発を進めている大韓鉱業振興公社は、今年の上半期中に持分50%を所持し、3年後に工場稼動を目標とする合弁開発契約を結ぶ予定である。
鉱業振興公社はこの他にも、昨年、平北のトクヒョン鉄鉱山、 咸北オリョン鉄鉱山、平南龍岡石山等5つの鉱山で投資環境調査を実施し、今年は追加して7つの地区で鉱山投資の妥当性を検討中である。
ポスコや大洲産業なども北朝鮮の鉱物資源の輸入計画を検討している。
北朝鮮に埋蔵されている約360種類の天然資源のうち、経済的価値のある資源は約200種で、特にマグネサイトの埋蔵量は世界一位であり、タングステン、モリブデン、黒鉛、 重晶石、蛍石等の7種類は世界10位圏の埋蔵量を有している。
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どうやら「嫌韓」、「嫌中」ですったもんだしている間に「オイシイ重要なところ」はみんな「害資」に持っていかれそうですね。
まあ、アジア外交ひとつ見ても「帝国」の顔色を伺わなくてはならない状況からは致し方ないのですが。
またしてもやられそうですね。