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http://www.labornetjp.org/Members/Staff/blog/227#more から転載。
パクレグン活動家などへの拘束決定に人権団体が強く反発
パクレグン、 「不当なことに抵抗して拘束されれば、 それが人権運動家の運命」
キムサムグォン記者 quanny@jinbo.net
「農地破壊作業」の時にフォークレーンを占拠してシュプレヒコールをあげながら抵抗している平沢住民と人権団体活動家/チャムセサン
去る15日、平沢では警察と外注職員による「農地破壊作業」を丸腰で阻止し、警察に連行されたパクレグン人権運動サランバン活動家とチョベッキ天主教人権委員会活動家に対し、裁判所は拘束捜査を決めたことに人権団体が強く反発している。
18日、平沢支院で開かれた令状実質審査で担当検事は「6日と15日の過程で、裁判所の法執行も無力化される状況となり、彼らを拘束しなければ無法天下になる」として拘束令状の請求理由を明らかにした。裁判所は検察の手をあげた。
「権力の利害関係を貫徹させる政治的拘束そのもの」
こうした裁判所の決定に対して、人権運動サランバン、タサン人権センター、天主教人権委などの人権団体は相次いで声明を出し今回の拘束決定を強く糾弾した。人権運動サランバンは19日「証拠隠滅と逃走の憂慮など検察の拘束理由のどこにも適法な理由がないのに、裁判所は検察の手をあげた」とし、「これは、平沢平野を守る運動に楔を打ち込み、これから強制執行を強行するという裁判所の意図で、人権活動家の自由を拘束することにより権力の利害関係を貫徹させるという政治的拘束でしかない」と明らかにした。
続いて彼らは住民と人権団体の抵抗が続いている平沢の状況について「数十年間、素裸の身で作ってきた生命の野原を米軍の侵略基地にするという発想は、国民の平和的生存権を剥奪する人権蹂躙」とし「15日に警察がファンセウル野原を守ろうとする多くの人々に行使した無慈悲な暴力は、政府が言う『安保』が国民の『安保』とは何の関係もないということを克明に見せた」と指摘した。
最後に彼らは「人権活動家を拘束することで、当分はその効果が得られるかも知れないが、こうした不当な拘束は今後参与政府と司法府の反人権性、非民主性、そして不道徳さを示す雷管になるだろう」とし「二人の人権活動家を即刻釈放し、平沢米軍基地拡張計画を撤回し、農民に平和に暮す権利を保障することだけが自滅を防ぐということを肝に銘じなければならない」と述べた。
「裁判所は人権を拘束した」
タサン人権センターも18日の裁判所の決定に対し「平沢平野を守ることが人権であり、住民の平和な生存権を守るのが平和であり、駐韓米軍基地拡張による東北アジアの危険と世界平和を守るのが正義だ」と主張し「裁判所は二人の人権運動家を拘束したのではなく、人権を拘束した」と糾弾した。
一方、パクレグン活動家は裁判所の令状実質審査で「私たちが実定法を破ったのは事実だが、実定法で人権を縛ることはできない」とし「不当なことに抵抗して拘束されるのなら、それが人権運動家の運命」と話したと知らされた。
2006年03月19日17時55分