★阿修羅♪ > アジア3 > 924.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【バンコク22日共同】
タイのタクシン首相の辞任を求める抗議行動が、首相一族の株式を国営企業が買い取ったシンガポールの製品、投資のボイコット運動に発展。中国首相の訪問や日本との自由貿易協定(FTA)調印も延期されるなど、政局の混乱が「外交空白化」にもつながり始めた。
タクシン首相は20、21両日の地方遊説で「4月2日の投票日にはもう一度私に投票してほしい」と演説。選挙で強行突破を図る当初からの方針を強調し、事態収拾の糸口は依然見えない。
中国とインドが東南アジア諸国連合(ASEAN)への影響力を強める中、「域内外交の旗頭だったタイ政局の混乱はASEANにとっても大きなマイナス」(外交筋)。ASEANの盟主を目指すタイ、次期リーダーの座を狙うタクシン首相の威信低下も避けられそうもない。
(共同通信) - 3月22日18時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000187-kyodo-int