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(回答先: <沖縄の辺野古と同じ構図>韓国・平澤(ピョンテク)の米軍基地拡張に反対する農民たちに警察部隊突入(AML通信) 投稿者 gataro 日時 2006 年 3 月 16 日 16:17:31)
[AML 6319] ●平澤事態への緊急声明 命を育む田んぼを人殺しのための米軍基地にするな!
kenju watanabe nrc07479 at nifty.com
2006年 3月 15日 (水) 23:27:25 JST
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-March/006005.html
日韓ネット@渡辺です。(第3報) 転送・転載可
今日の平澤への韓国国防部の暴挙に対する日韓ネットの緊急声明を紹介します。
下に韓国のインターネットニュース報道から今日の事態をまとめたものも一緒につけましたのでご覧ください。
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【緊急声明】命を育む田んぼを人殺しのための米軍基地にするな!■■
2006年3月15日 日韓民衆連帯全国ネットワーク
3月15日、韓国国防部は京畿道平澤市ペンソン邑テチュ里一帯に、裁判所の「執行命令書」の提示もなく行政手続も無視したまま「強制執行」をかけ、田んぼを破壊し、土地を守ろうとする住民を暴力的に排除する暴挙に出ました。泥まみれでフォークレインにぶら下がり、必死に抵抗する人たちは、業者と警察による暴力行為で足や腰を痛め、中には救急車で運ばれる人もいたそうです。私たちはこのような報に接し、驚きと怒りを抑えることができません。
そもそも田んぼや畑の大地は命を育み、人間の糧を生むものです。土地は耕す農民のものです。その土地をコンクリートで固めて一体何が生まれるのでしょうか。そこに作ろうとしているのは世界規模で展開する人殺しのための米軍基地であり、平和を奪い、人々の暮らしを破壊する軍隊の基地です。
私たちは基地建設を強行し、住民に暴力を振るう韓国国防部を強く糾弾します!
東アジアの平和を願う私たちは日本の地から、闘う韓国の人たちに思いを寄せ、その闘いを全面的に支持します!
韓国国防部は直ちに暴挙を中止し、住民の正当な営農作業を保障せよ!
韓国にも沖縄にも日本にも、人殺しのための米軍基地はいらない!
民衆の熱い連帯で平和な東北アジアを作ろう!
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<韓国インターネットニュースよりまとめ>
(『プレシアン』、『統一ニュース』、『オーマイニュース』など)
3月14日夜には、緊張が高まる中で毎日のろうそく集会を行った。ここには駆けつけた在日の青年たちも参加、大きな拍手で迎えられた。
3月15日午前9時半頃、「平和の営農」が始まった。「全国農民会総連盟」(略称「全農」)京畿道連盟所属の農民がトラクター5台で、田んぼ1万5千坪を約1時間で耕した。これは、「全農」大会の決議に沿って、農民がトラクター持参で支援に駆けつけたもの。その後も、「強制収用阻止し、今年も農業を!」という旗のもと、5台のトラクターが田んぼを耕した。
10時半頃に警察1,000人以上と業者職員とよばれるヤクザのような者50人が田んぼに入り込み、2m以上の大きな穴を掘り始め、営農機械が入れないようにし始めた。これらの「強制執行」は、裁判所の執行命令書の提示など、行政手続も無視したまま行われた。
韓国国防部関係者は15日、「米軍基地の移転事業を円滑に行うため、今日の午前から農道の遮断などの作業を始めた」と述べながら、「該当の敷地は、法的手続きを経て、すでに所有権は国防部に移転が完了しており、今年の10月基盤工事を着工するため、設計のための測量、ボーリング、環境調査、文化財試掘調査などの実施のために、今年の営農は禁止されていることを住民に再三告げて、説得してきた」とした。また、「地域住民と無関係の外部勢力が移転反対の活動のために営農を推進しているので、これを放置すれば軍用地の管理上法的問題が生じるので、やむを得ず農道遮断などの作業に着手せざるを得なかった」と述べた。
国防部はこの日、警察やフォークレインなどを動員して、執行に乗り出した。
住民たちは田んぼの中で泥まみれになりながら、頑強に抵抗した。駆けつけた労働者や学生、人権団体の人たち、また民衆歌手をはじめ文化人も一緒にフォークレインにぶら下がり、作業中止を要求し、業者や警察と激しくもみあった。この過程で、歌手チョン・テチュンさんをはじめ20~30人が連行された。この中で70歳代の住民が失神して、救急車で運ばれる場面もあり、田んぼの泥の中で必死に抵抗している。
駆けつけた支援の36の人権団体は15日、緊急に「平和の土地を踏みつけた警察と国防部を糾弾する!」との声明を発表した。