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□香港誌「金総書記、近くインドネシア訪問」 [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1767771/detail?rd
香港誌「金総書記、近くインドネシア訪問」
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、インドネシア大統領の特使による公式訪問要請を受け入れ、近いうちにインドネシアを訪問する計画だと、香港の亞洲週刊最新号(3月19日付)が10日報じた。また北朝鮮は、インドネシアに対し北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議の仲裁者として参加してほしいと要請したという。
亞洲週刊によると、最近平壌とソウルを相次いで訪問したインドネシアのナナ・ストレスナ大統領特使は、金総書記に「都合のよい時期」にインドネシアを公式訪問することを要請し、金総書記は、この招請を「快く受け入れた」とインドネシア政府高官らが明らかにしたという。
金総書記のインドネシア訪問が実現する場合、1994年に国家指導者となって以来、中国・ロシア以外の国への初めての訪問になる見通しだ。中国とロシア訪問の際、常に列車を利用してきた金総書記も、インドネシアに向かうためには航空機に乗らなければならない。
亞洲週刊はこれと関連し、「金総書記の訪問の時期は定かでない」とし、「今回の決定は、北朝鮮と国交を樹立している数少ない国であり、非同盟諸国首脳会議の旗振り役であるインドネシアを通じて、国際外交の舞台で長期に渡る孤立からの脱却を目指したいという意志が反映されている」と分析した。
金総書記は1965年、故金日成(キム・イルソン)主席に随行し、インドネシアを訪問したことがある。また北朝鮮政府は、ストレスナ特使を通じて、スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領に、インドネシアが6か国協議における仲裁者役割を期待するという考えを伝えたことがわかった。
一方、インドネシアのユドヨノ大統領は来月、韓国と北朝鮮を歴訪し、北朝鮮の核開発問題と韓半島(朝鮮半島)の緊張解消策について話し合う予定だ。
インドネシア駐在韓国大使館の関係者はこれと関連し、「インドネシアは、韓国より9年先に北朝鮮と国交を樹立したことからもわかるように、伝統的に緊密な外交関係を持っている」とし、「北朝鮮も、インドネシアの韓半島における『仲裁外交者』としての役割を高く評価するだけあって、金総書記のインドネシア訪問は時間の問題であり、実現する可能性が非常に高い」と明らかにした。
実際にスカルノ元大統領は、インドネシアで生産した蘭の名称を「金日成花」と名づけるほど北朝鮮と親密な関係にあった。インドネシアは最近、在韓米軍脱走兵出身のチャールズ・ジェンキンスさんと北朝鮮に拉致された日本人妻の曽我ひとみさん、その子どもに再会の場所を提供したり、南北の国防長官会談を仲介したりしている。
朝鮮日報
2006年03月11日12時17分