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□猟奇殺人「母子家庭だから殺された」遺族たたき報道 [サーチナ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1760973/detail?rd
猟奇殺人「母子家庭だから殺された」遺族たたき報道
黒龍江省・佳木斯(ジャムス)市で、10−15歳までの少年少女少なくとも5人が殺害された事件で、8日付の成都商報は「被害者のうち4人が、父あるいは母がいないという『特殊』な環境で育てられた」「安全な生育環境を作り出すのは完全な家庭だと説明する教育関係者もいる」などと報じた。遺族バッシングともいえる報道が数多く見られ、一部からは「興味本位のニュースではないか」という声が上がっている。
成都商報は、被害にあった11歳の少年の母親の経歴を実名入りで紹介。無職で、夫が服役している間も再婚せず子供を育ててきたことまでを伝えた。
また、地元の小学校の関係者が「(迎えに来てくれる家族がいないため)特殊な家庭の子供が帰宅途中などに失踪している場合が多い。犯人もこうした機会に乗じた恐れがある」などと話していることも付け加えている。
同様の記事は他にも多い。中国では政治腐敗や事件、事故に対するマスコミの批判機能を活用しようという考えがある一方で、無責任な報道を批判する意見も高まっている。被害者のプライバシーに配慮しない記事が発表されたことに関しては、報道のモラルを問う声が高まる可能性もある。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
2006年03月08日20時05分