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北、日本標的ミサイル…ジェンキンスさん新証言 ---「核保有も驚かない」
ジェンキンスさんが英紙に衝撃の告白
ジェンキンスさんの衝撃発言、再び−。北朝鮮拉致被害者、曽我ひとみさん(46)の夫、チャールズ・ジェンキンスさん(66)が英紙のインタビューに答え、「自宅近くにミサイルがあり、韓国と日本を標的にしていた」「核兵器を保有していても驚きではない」と新たに証言した。日本を標的にしたミサイルについて、具体的な証言は初めて。首都・平壌も軍事要塞(ようさい)化が進んでいることが明らかになった。s
ジェンキンスさんは7日付の英紙、インディペンデントのロングインタビューに答えた。その中でジェンキンスさんは来日後、米軍に事情聴取された過去を回想。「20年以上前から北朝鮮国内には米国のスパイがいると教えられたが、私の知っている情報の10分の1も知らなかった」と証言した。
さらに、「平壌に核兵器が配備されていても驚かない。自宅近くの山にロシア(旧ソ連)がミサイルを配備し、みんなその存在を知っていた。あえてだれもその話題は口にしなかったが、韓国と日本を狙っていた」と、北朝鮮が旧ソ連とミサイル兵器で手を組んでいたという仰天発言が飛び出した。
金正日総書記の住む平壌にも日韓をねらうミサイルが…。
その後、「ロシアが資本主義に転換した際、科学者は逃げ出した」といい、事実であれば朝鮮半島版“キューバ危機”が発生していたことになる。
また、拉致事件にも触れ、曽我さんとともに拉致され、いまだ行方不明の曽我さんの母、ミヨシさん=当時(46)=について、「拉致グループが頭を殴り、海に投げ込んだと思う。彼らの手口は、目撃者を絶対に残さない」と絶望的な見方を示した。
ジェンキンスさんは厳しい北朝鮮の暮らしも証言し、食糧難が悪化したためネズミの肉がソーセージに入っていたことや白米に石が混じり、何度洗っても灰色だったことなどを振り返った。
そんなつらい生活の中でも、韓国のラジオ放送を通じてエルビス・プレスリーといった米のロックを聞き、「窓に毛布をかけて外国留学生から手に入れた『ダイ・ハード』やジェームス・ボンドのビデオをみていた」と、意外な楽しみもあったようだ。
同紙によるとジェンキンスさんは今年7月に日本国籍取得の申請を予定しているという。
ZAKZAK 2006/03/08