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http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/07/d20060307000134.html
この問題は、東シナ海の日本の排他的経済水域の近くで、中国が進めている天然ガスの開発をめぐって、日本が再三、中止を求めているもので、6日と7日の2日間、日中の局長級協議が北京で開かれました。
この中で中国側は、前回、日本側が示した「中国が現在、進めている開発をいったん中止したうえで、日中の中間線をはさんだ海域を共同開発する」という提案を受け入れず、新たな共同開発案を示しました。
中国側の提案の内容は明らかにされていませんが、双方は互いの提案を持ち帰って検討し、近く東京で次回の協議を開く方向で調整することになりました。
協議を終えた外務省の佐々江アジア大洋州局長は中国の新提案について、「何とか協力を通じて前進を図りたいという意欲はあったと思うが、それが果たして現実的な中身に反映されているかは別の問題だ。
日本の提案も、そのままテーブルに乗っている」と述べ、不満をにじませました。今回の協議は、先に中国を訪れた二階経済産業大臣と唐国務委員との会談で、5か月ぶりの開催が決まったものですが、それが平行線のまま終わったことで、両国の立場の違いの大きさがあらためて浮き彫りになりました。