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(回答先: Re: 「日本が全部悪いんだ!」が通用しなければ、今度は「アメリカが全部悪いんだ!」か? 投稿者 Sirent Tears 日時 2006 年 2 月 27 日 22:02:43)
脱線しますが、「マンガ嫌韓流は内容が薄すぎ」と言うかなり突っ込みの効いたプログがあったので、紹介しておきます。
冷静になってこのプログ読んでいただければ、国家や民族に個人を関連づけて物事を考える事がバカバカしく感じると思うのですが。
http://blog.goo.ne.jp/mujinatw/e/b8f20c33d7cf7b02e2a84d2cfaaaa631
私はヒューマニスト、アナーキスト的立場の人間(言ってみれば無神論的立場)なので○○人はどうこうとか言っている事がバカバカしく感じられます。
アジア人同士が対立していては支配層に骨の髄までしぼられて、あげくの果てに紙切れのドル債券を押し付けられて・・・・・・
プログの一部を引用しておきます。(本文よく読んであげてくださいね)
・・・・マンガとして面白くない。言っていることも、2ちゃんねるのハングル板のカキコの寄せ集めという感じで薄っぺら。韓国・朝鮮に昔から接している私から見たらとうの昔から周知のことばかりで新味とパンチがない。しかも右翼的挑発本という巷の評判から「期待(?)」していたよりも「穏健」な内容だったので、一気に脱力してしまった。私だったらもっと辛辣な批判ができるくらいだ。
これが日本の「右」の言説レベルなのか。古本屋にでも売り飛ばすか友人に上げよう(笑)。・・・・・
・・・・まして、英国共産党のイデオローグで国家論理論家でもあるホブズボームは、民族主義なるものは、近代になってブルジョアジーが階級的利益を守るために捏造した幻想と虚構だと指摘している。・・・・
・・・・もっとも、こうした韓国の民族主義と排外主義を批判することは、嫌韓流やそれに群がる浅薄な日本の右翼はできない相談なのだろう。それは自分自身にも降りかかってくることだから。だからこそ、歴史問題で「自虐史観を論破する」という体裁をとったのだろう。そういう意味で、あくまでも日本が中心と主体で、議論の主題となっている相手は客体でダシに過ぎないという組み合わせは、小林よしのりの「台湾論」と同じ系譜にあるといってよい。
韓国人の最大の欠点である民族主義、排外主義を批判できないのは、韓流を嫌っている右翼も同じ病理を持っているからである。その点では、東アジアの「経済大国・政治外交小国」という点では瓜二つの日韓の排外主義者どうしの黄色いサルのいがみ合いでしかない。・・・・・
[以上です]