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□『王の男』効果? 韓国男性、整形手術が大ブーム [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1701286/detail?rd
『王の男』効果? 韓国男性、整形手術が大ブーム
ソウルのある名門大学に在学しているハン・ミョンス(仮名・22)さんは、その甘いマスクでキャンパスでも有名だ。その彼が今月初旬、ソウル江南の整形外科を訪ねた。400万ウォンをかけてあごを整形手術するためだ。
ハンさんは、「鏡を見るたびに、あごが気に入らなかった」と語った。病院では俳優のチャン・ドンゴンや最近大ヒット中の映画『王の男』に登場するイ・ジュンギのようなスタイルはどうかとと訊かれたが、ハンさんは「NO」と答えた。「有名人のスタイルを追随するより、自分に似合うスタイルにあわせ手術を受けました。腫れがひいて手術の結果がよければ、他の部分もトライする考えです」
また、40歳を目前としているユ・ミョンハンさん(仮名・38・京畿道・水原市)も、3週前に整形手術を思い立った。普段眼鏡をかけるユさんは、「そもそもレーシック手術を受ける計画だったが、眼鏡を外した自分の顔を見てびっくりして眼科ではなく整形外科に行った」と述べた。
鼻先を高め、鼻の周りにふくらみを持たせることによって品のある顔にする、いわゆる「貴族整形」にかけた費用は計450万ウォン。手術後、小学生の息子に「お父さん、本当にカッコよくなった」と褒められ、とても満足した。当初、妻は反対するだろうと思っていたが、にやりと笑いながら「やってみれば」と許したという。
顔の輪郭の整形を専門とする東洋整形外科で、最近「四角いあご」を整形してほしいという男性顧客がとても増えた。2004年には10%にも満たなかった男性の割合が、昨年は40%以上になった。とりわけ、映画『王の男』が封切られてからは、一日に1〜2人は四角いあごを整形したいという問い合わせがある。
ドリーム整形外科も事情は同じ。あご整形を希望する顧客全体のうち、男性の占める割合は5%にも満たなかったが、3〜4年前から毎年10%ほど増加し、現在は全体の20%を占めている。ソン・ホンシク院長は、「カン・ドンウ、ウォン・ビン、チャン・ドンゴンのような二枚目のスターが大衆の関心を集めてから、こうした現象が生じた」と述べた。
男性整形は、身体の短所を補完するレベルを超えて、顔とプロポーションを再び創造するといっても過言ではない。男性専門の整形外科レアルフォーメンによると、手術を受ける部位は鼻と目の周りが全体の82%だが、あごの整形(3%)、脂肪吸引(1%)、鼻の周りのくぼんだ部分にふくらみを持たせるいわゆる「貴族整形」(1%)など、女性でもなkなか踏み出せない本格的な整形に挑戦する患者も登場した。
美男子になるための整形手術は、女性のそれとほとんど差がない。四角いあごの手術に450万ウォン、鼻の手術に250万ウォンから300万ウォン、両目の二重まぶた手術は120万ウォンから150万ウォン、頬骨の手術は500万ウォン、腹と尻の脂肪吸引は500万ウォンから700万ウォン、毛髪移植(2500本の髪の毛)500万ウォン、皮膚美白およびニキビ管理は1回当たり10万ウォンから12万ウォン…。
美男子になるための手術を受ける男性の職業は、意外と主に大学生(52%)だ。医師、デザイナーなど顧客にいい印象を与えなければならない専門職の従事者も10%に達しており、会社員は9%、除隊を目前にした軍人8%、就職活動をしている男性7%などとなる。意外と芸能人を目指す男性は5%に過ぎなかった。
レアルフォーメン整形外科のイ・サンウン院長は、「内面より外観を重視する最近の社会風潮の変化が、男性整形ブームを呼んでいるものと見られる」とし、「従来の骨太な男性像に代わって、女性的なスタイルの男性を魅力的とする傾向は当分の間続きそうだ」と話した。
朝鮮日報
2006年02月10日11時16分