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紙幣印刷機、KGBが北朝鮮に供与=冷戦終結で不要に−情報機関関係者
【モスクワ16日時事】ロシアの情報機関関係者は16日までに、1980年代末に当時のソ連国家保安委員会(KGB)が、北朝鮮の求めに応じて紙幣製造用の高性能印刷機を同国に供与したことを認めた。
この関係者によれば、印刷機はKGBのスパイが第二次世界大戦後、米造幣局に勤める米国共産党員の支援で米国から盗み出したもので、KGBがその後機械を改造し、米ドル札変更に対応できる措置を施したという。
1988年11月、KGBと北朝鮮当局はモスクワで印刷機供与の秘密協定に調印、印刷機は工業用貨物として列車で北朝鮮に搬入されたといわれる。
同関係者は「KGBは冷戦期に米経済を混乱させるため、偽米ドル紙幣を米国でばらまく計画を立案したが、実際に使用することはなかった。冷戦終結で印刷機は不要になった」と説明。精巧な偽米ドル紙幣「スーパーK」が登場するのは1990年代初めで、北朝鮮がこの機械を稼働させた可能性が高いとみている。
(時事通信) - 1月16日23時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060116-00000165-jij-int