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(回答先: 金正日・北朝鮮総書記、10日に中国入り【中央日報】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 1 月 10 日 21:59:02)
朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/0111/012.htmlより引用
訪中の金総書記どこに? 専用機で上海?ロシア行き説も
2006年01月11日21時21分
北朝鮮の金正日総書記が、訪問先の中国で「隠密行動」を続けている。10日に特別列車で国境を越えた後も、行く先は非公開。様々な憶測が飛び交っている。金総書記の要請を受けた中国の厳しい情報統制が原因だが、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の行方を左右するともいわれる最高指導者の動静に、報道陣や外交筋が振り回されている。
上海の外交筋によると、金総書記は上海に向かった可能性がある。要人を乗せたと見られる黒塗りの車列が11日午前、上海駅から市内に向かったのを確認したという情報もある。
韓国の聯合ニュースも、金総書記が上海で浦東地区などを視察した模様だと伝えた。鉄道を使わず、専用機で9日に上海入りしていた可能性がある、との消息筋の話も報じた。金総書記は飛行機嫌いで知られるが、04年に訪中した直後、北朝鮮側国境の駅で列車事故による大爆発が起きたことを懸念したという。
韓国メディアは天津や広東省深セン、江蘇省蘇州への訪問説を掲げた。いずれも未確認のままだ。ロイター通信は10日、金総書記が中国からロシアに向かったと伝えた。ロシア側は否定している。
中国側は沈黙を決め込んだままだ。上海市の焦楊・報道官は11日の記者会見で、「(金総書記の訪中について)市政府では情報を確認する手段はない」とした。動静は関係国にも伏せられた。韓国の潘基文(パン・ギムン)外交通商相は11日の定例会見で「中国は何も通報せず、確認もしない」。6者協議の韓国首席代表、宋旻淳(ソン・ミンスン)次官補が9、10日に訪中し、中国外交部幹部と協議したが、金総書記訪中について説明はない。
金総書記の訪中は00年以降で4回目になる。これまでも訪問中は厳しい情報統制が敷かれ、公表は帰国後だった。保安態勢を気にする金総書記側の要請で、中国国内の鉄道や立ち寄り先周辺では警備が強化され、一般住民の出入りは制限される。今回も同様の措置が取られているようだ。
折しも6者協議の米国代表、ヒル国務次官補が12日にも訪中する予定だ。金総書記の訪中に合わせ、米朝高官が接触し、偽ドル札問題などで足踏みが続く6者協議の再開について話し合う可能性も取りざたされ、国際的な関心を呼んでいる。