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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/0109/003.htmlより引用
重大事件の情報、北京への速報徹底へ 中国政府
2006年01月09日19時47分
新華社通信や9日付の中国各紙によると、中国政府は重大な事件、事故、災害の発生時に地方から中央への報告を徹底するための「突発事件に対する国家総体対応」案を発表した。中国では、松花江の汚染や鳥インフルエンザの感染をめぐる情報公開の遅れが国内外の批判を招き、農民の集団抗議行動や警察との衝突が迅速に中央に報告されない事例も相次いでいる。「調和社会の実現」「親民政治」を掲げる胡錦涛(フー・チンタオ)指導部として、都合の悪い情報を隠そうとする地方政府に厳しく対応する方針を示したものだ。
同案は、重大な事件や事故、災害の発生時、誤った情報の拡散などによるパニックを防ぎ、救援活動での協力を呼びかけるために、発生から1時間以内には市民に公表し、中央政府にも4時間以内に報告することを義務づけている。
また、自然災害などの予知警報を「赤、オレンジ、黄、青」の4段階に分け、テレビやラジオ、新聞やインターネットなどによる警戒の呼びかけをするよう求めている。
一方、地方の幹部らが報告を怠ったり、偽ったりした場合や人為的な被害が発生した場合は、その「刑事責任」を追及するとしている。