★阿修羅♪ > アジア3 > 445.html
 ★阿修羅♪
北海 閑人 (著), 寥 建龍 (翻訳) 中国がひた隠す毛沢東の真実
http://www.asyura2.com/0510/asia3/msg/445.html
投稿者 乃依 日時 2005 年 12 月 29 日 00:13:47: YTmYN2QYOSlOI
 

中国がひた隠す毛沢東の真実
北海 閑人 (著), 寥 建龍 (翻訳)

価格: ¥1,890 (税込)

エディション: 単行本

--------------------------------------------------------------------------------

あわせて買いたい
『中国がひた隠す毛沢東の真実』と『マオ―誰も知らなかった毛沢東 上』、どちらもおすすめ! 一括注文:¥4,200

--------------------------------------------------------------------------------
この本を買った人はこんな本も買っています

マオ―誰も知らなかった毛沢東 上 ユン チアン (著), その他
マオ―誰も知らなかった毛沢東 下 ユン チアン (著), その他
「日中友好」は日本を滅ぼす!――歴史が教える「脱・中国」の法則講談社+α新書 石 平 (著)
「反日」解剖 歪んだ中国の「愛国」 水谷 尚子 (著)
日本共産党の戦後秘史 兵本 達吉 (著)
類似商品について


--------------------------------------------------------------------------------
書籍データ


単行本: 272 p ; サイズ(cm): 19 x 13

出版社: 草思社 ; ISBN: 479421443X ; (2005/09/25)

おすすめ度: カスタマーレビュー数: 8 レビューを書く

Amazon.co.jp 売上ランキング: 本で245位
Make Money!Amazonでビジネス
特典に関する注意


--------------------------------------------------------------------------------

レビュー

出版社/著者からの内容紹介
北京に住む共産党古参幹部が、毛沢東の失政の歴史を暴露、毛を称揚する中国共産党こそ「歴史を直視せよ」と批判、紅軍時代から文革まで、独裁者の知られざる実像を初めて描いた。歯切れのいい、辛辣さとユーモアを程よく備えた文章は、読み出すと時間を忘れるほど抜群に面白いうえ、つかえる知識も身に付く歴史読み物として出色の一冊!

出版社からのコメント
米欧知識層の間で、いま毛沢東論、文革論がブームになっているという。経済面での中国パワーが存在感をますます強めている現在、「建国の父」とされる人物の裏の顔について知ろうとビジネスマンたちが考えるのはある意味当然かもしれない。

毛沢東政権時代に命を落とした中国人は、4千万人から7千万人に上るとされ、その残酷さはスターリンとヒトラーをも遥かに超える。失政につぐ失政、粛清や飢饉による膨大な数の犠牲者にもかかわらず、なぜ江沢民、胡錦濤政権が、毛沢東を英雄視することをやめないのか。そこに中国の「反日」策をとる一方で、民衆の反日デモは抑えるという矛盾した行動原理のを理解するポイントがある。

著者は共産党中央機関に勤務、引退した古参幹部。「北海閑人」のペンネームで、香港のクオリティ誌『爭鳴』に寄稿をつづけてきた。『爭鳴』は、現代中国を研究するものにとって、中国国内でおきていること、外国に報道されない社会の動き、中国共産党内の動きを深く理解するために欠かせない重要なメディアの一つと言われている。近現代史家の鳥居民氏によれば、中国国内で毛沢東批判の文章を発表できない状況がある以上、「現在、北京に住んでいる中国人」が書いた「毛沢東論」には、ただそれだけでも大きな意義があるという。大躍進、文革ばかりか中国建国前から凄惨な粛清の中心人物だったその実像を初めて明らかにした衝撃の書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北海 閑人
中国共産党中央直属機関に長くつとめ、引退した古参幹部。大学で党史を教えていたこともある。党の未公開資料をはじめ、党内事情に精通。香港のオピニオン誌『争鳴』の常連執筆者として、民主主義、自由主義、人道主義の観点から中国の現体制を批判的に論じる。「北海閑人」はペンネームである。北京在住

廖 建龍
1934年、台湾生まれ。59年、東京大学農学部卒業。農学博士。香港および台湾企業の中国市場への進出事業に携わる。90年代から、中国と台湾の政治・経済問題の研究に従事。雑誌に評論多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋
…………この『中国がひた隠す毛沢東の真実』は、三十代の毛沢東が、江西省でゲリラ作戦の指揮をしていたときにはじまり、そのあと延安における十年、さらに政権を握ってからの十五年、そしてかれの治世の最後となる文化大革命の十年まで、そのときどきに毛沢東が望んだこと、かれがやったことを記述したいくつもの論評を中国語から日本語に訳し、編纂した………本書は、これまでに出版された毛沢東伝とはまったく異なる。なぜか。「現在、北京に住んでいる中国人」が書いた本だからである。いうまでもなく中国国内で毛沢東を批判する文章を発表することはできない…………(近現代史家 鳥居民氏による冒頭解説『なぜ中国共産党は「歴史認識」ができないのか』より抜粋)

(以下本文より抜粋)
●われわれ民衆からみると、全く反省することなく、自らの醜い歴史を美化し、歴史教科書を改竄することに長けているのは、他ならぬ中国共産党である……

●人民政府はいつ爆発してもおかしくない火山口の上に座っているようなものだ。日本政府よ、日本の学生よ、師中国の身になってその苦しみを察してやって欲しい……

●見なさい。「日本政府は歴史の教訓を忘れている」と批判するときでも我らが高官の声は力がなく言葉には真剣さがない。これは当然すぎることなのだ……

カスタマーレビュー ※ カスタマーレビューは他のお客様により書かれたものです。ご購入の際はお客様ご自身の最終判断でご利用ください。
おすすめ度:
あなたのレビューがサイトに載ります。

評価3 歴史の概略を知っているだけでは読み込むのはハード, 2005/12/24
レビュアー: hannibal24da - 自分が書き込んだレビューをすべて見る

ある程度の中国研究をしていない一般人にとってはちょっと内容が難しいです。買う前に読み進められるかどうか試し読みをしたほうがいいと思います。


このレビューは参考になりましたか? (このレビューについて報告する)

14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価5 中国人は靖国よりも自国の歴史を再認識すべき, 2005/12/13
レビュアー: Gao Daoping (東京都) - 自分が書き込んだレビューをすべて見る

この本では毛沢東がいかに壮大な権力闘争を通じてその権力を維持してきたか、また大躍進や文革により第2次大戦中よりもはるかに多い自国の人々を冤罪で死に追い込んできたかが改めてわかる。中国人は60年前のいわゆる「日本の侵略戦争」の被害の歴史を云々言うまえに、それよりずっと最近に起こった自分の国の独裁者が自国民をそれ以上に虐げてきた歴史を再認識すべきである。また、毛沢東が「中国共産党が政権をとれたのは日本軍国主義のおかげ」という発言をしていたことはもっと関係者は注目すべきである。私は中国関係を研究していますが、皆さまにこの本お勧めします。


このレビューは参考になりましたか? (このレビューについて報告する)

15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価5 粛清の上に成り立つ共産国家・建国の父の本質, 2005/12/13
レビュアー: according to (山口県) - 自分が書き込んだレビューをすべて見る

毛沢東が、自ら権力の頂点に君臨するために、同胞の中に敵を仕立て彼らを
次々と殺戮(実体を隠したい側は粛清という言葉を使います)したという事実が、
只ただ語られます。左翼イデオロギーに人道・愛情・家族の信頼はありません。
共産革命のリーダたるスターリン、ポル・ポト、金日成が皆同じ道を辿ったのは
偶然ではないでしょう。国内に目を転じると、永田洋子、そして、松本智津夫。
彼らのユートピアが実現されなかったことは本当に幸いでした。


このレビューは参考になりましたか? (このレビューについて報告する)

10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

評価5 チャイナウォッチャー必読, 2005/12/04
レビュアー: honey_wave - 自分が書き込んだレビューをすべて見る

様々な毛沢東周辺、中共中央の出来事が語られていますが、日本ではあまり知られていないことも含まれていて、かなり新鮮な印象を受けます。

題名から判るように毛沢東がライバル達を粛清し、あるいは体制の中に少数の敵を作り出す事によって、権力を維持してきた経緯を解説しており、これはこれで一読の価値があります。
さらに毛沢東のことに限定されない、中華人民共和国とは、中共とは、その権力構造と交替はどのようなものか、についてもとても判りやすく説明されており、この面でも価値が高いと思います。

著者は身分を隠していますが、恐らく本当に中南海に出入りしていた方か、そういう人物に極めて親しい方なのでしょう。
「あぁ、なるほどそういうことだったのかと」納得できる情報が大変豊富ですので、現代中国に興味のある方は読んでおいて損はないです。


このレビューは参考になりましたか? (このレビューについて報告する)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421443X/249-3200096-8773907

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > アジア3掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。