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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu109.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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韓国のアカデミズムはしばらく国際社会から相手にされない
だろう。しばらく韓国からノーベル賞候補が現れる事はない
2005年12月27日 火曜日
◆ES細胞捏造問題とは 12月18日 うえぶにっき
http://superstars.blog19.fc2.com/blog-entry-97.html
今巷を賑わせている「ES細胞捏造問題」とは何なのでしょうか?簡単に言うと韓国のソウル大の黄禹錫(ファン・ウソック)教授らのグループが今年5月、科学誌サイエンスに捏造論文を発表していたという話です。
偽装や捏造、最近の日本でもホットな話題ですよね。論文捏造問題自体は実はそう珍しい話ではありません。以前にもアメリカのベル研究所で捏造が発覚して大問題になりました。サイエンスやネイチャーなどの格式が高い論文誌は読者も多く、同じ分野を研究しているものにとっては興味の的になるわけですから不正を行なっているとすぐにバレちゃうわけです。
自分も専門分野の論文雑誌は良く読むのですが「絶対にこれウソだろー」というものに当たる事もあります。論文の真偽如何は結局のところ研究者のモラルにかかっているわけで、極端な話ゼロからでもウソの論文を書く事は可能です。もちろんそんな事がまかり通ってはマズいので論文誌には掲載の是非を決める「レフェリー」がいるわけですが、でもこれもウソをつき通せば審査をパスできる抜け道もあるという事は事実です。世界を揺るがすような大発見をした研究だとしたらキチンとその実験が「再現性」があるかどうか(←重要です!)審査員のいる前で実験をしてくれなーんて事もあるかもしれませんが、現実は毎日のように投稿されてくる論文の処理だけで手一杯なわけです。
では今回のES細胞の一件はなぜここまでの騒動になっているのでしょうか。それはこの研究内容である「ES細胞」と韓国のお国事情にあります。
黄教授らのグループが行なった研究内容についてまず説明したいと思います。
ES細胞とは授精した胚(受精卵)から取りだした胚性幹細胞の事であり、 神経や筋肉、骨などさまざまな組織に分化する能力を持つ事から「万能細胞」とも呼ばれています。このES細胞は特に再生医療の分野で注目されていて、仮に技術化が成功すればあらゆる臓器を作り出す事が可能となり慢性的なドナー不足という問題は一挙に解決されます。
しかしこのES細胞から作られた臓器は移植される患者の方にとっては「他人」の臓器であり当然拒絶反応が起こってしまいます。この問題を解決したというのが黄教授のグループであり今回のサイエンスでの研究報告となります。具体的には、患者から体細胞を取り出し提供された卵子と融合、すなわち患者と全く同じ遺伝情報を持つ「クローン胚」を作りそこからES細胞を取り出しその培養に成功したという事です。こうなればこのES細胞から作られた臓器は患者と同じ遺伝情報を持つわけですから拒絶反応は起こりえません(突然変異が起こらないという仮定で。以前に書いた記事を参照)。まさに画期的な技術といって良いでしょう。これまで人間のクローン胚からES細胞を取り出し培養に成功した例は無く黄教授らのグループが世界初となったわけです。
このES細胞に関する研究は生命倫理問題という大きな壁があります。ES細胞を取り出すという事はその受精卵を「殺す」という事に繋がりますが、果たして受精卵はヒトなのかそれともヒトではないのか?その他にもクローン胚を作るという事はクローン人間を作るという事と同義ではないのか?など、ES細胞研究の第一人者であった黄教授は常に世界的な世論の渦中の人物でもあったのです。
もうひとつこの捏造問題がここまで大きくなった理由の一つとして韓国のお国事情があります。黄教授らのグループがES細胞研究のフロンティアとなっているのは国の多大なる後押しがあるからという事は否めません。世界的にはこのES細胞の研究は倫理問題の観点から規制の傾向にあり、日本でもつい最近になって「難病治療目的に限定」してヒトクローン胚の作成が容認されました。韓国政府はそれこそ「国家事業」として黄教授の研究を支援、その額は一国の政府が研究グループに支援するお金の額では史上最高という事。いかに韓国政府が黄教授の研究に期待をかけていたかが分かると思います。
世界的な倫理問題が吹き荒れる中でなぜ韓国政府はES細胞研究に多額の支援をしたのか。その理由として韓国は科学分野での発展の遅れを取り戻したかったという事が挙げられると思います。お隣日本では科学分野でのノーベル賞受賞者の人数は歴代で9人となりますが、韓国では未だに出ていません。日本を含めた欧米諸国に少しでも早く追い付きたいという強い想いがあったのでしょう。実際黄教授はノーベル賞候補として挙げられていました。捏造が発覚するまでは・・。
国家的なプロジェクトが捏造だった。この事実は韓国国民のみならず世界中を驚愕させました。黄教授はES細胞は実際に存在するとした主張を譲らないそうですが、もし仮にそうであったとしても一度失った信頼はそうは簡単に回復はしません。今後しばらく韓国からノーベル賞候補が現れる事はないでしょう。それほどまでに重い罪を犯してしまったのです。
この捏造問題に関しては国内でなぁなぁで済ませるのではなく、他国の調査員を派遣して徹底的に究明してほしいものです。このような論文を通してしまったサイエンス側にも責任の一端はあると思います。掟破りだとは思いますが今回の論文をジャッジしたレフェリーを公開するくらいはした方が良いのではないでしょうか(普通は非公開)。仮にも科学分野で最も権威のある雑誌の一つなんだからそこら辺の落とし前はしっかりつけて頂きたいものです。
◆ヒト胚性幹細胞は捏造だったとさ 12月16日 技術屋家業@サラリーマン
http://okkun.way-nifty.com/welcom_to_my_blog/2005/12/post_9335.html
サイエンスに投稿した論文はあやしいと思っていたけど、まさかヒト胚クローンからの胚性幹細胞(ES細胞)研究自体そのものが捏造とまでは想像だにしていなかった。(参照:初のES細胞存在せず? 韓国の黄教授、論文撤回へ)
韓国では黄教授にノーベル賞を!と騒いでいたが、僕個人としては羊のドリーや牛クローンとかはすでに実現しているので、ヒト胚性幹細胞の実現に関しては、倫理的にどうかということを抜きにすると、技術的には問題なく出来ると思っていたし、それがノーベル賞を取れるほどの研究とは思えなかった。それよりも倫理的にやってはいけないことに手を付けたという感じがして技術的な興味よりも嫌悪感が先行していた。
それが先月に韓国のあるテレビ局がヒト卵子をどうやって入手したのかという疑惑を報道してからというもの、教授は当初ヒト卵子は違法に入手していないという話だったのが研究員から提供してもらった(違法なのかどうかは知らないけれど何か問題が有るようだ)という話に変化したのが一ヶ月ほど前。
このときにはまだ倫理的に問題が有るということだけで、研究内容自体に疑義が生じていた訳ではない。確かに本当にできたのかという思いは僕個人の中にはあったのだが、それを疑うだけの論拠は出てきていなかったので、個人的感想で終わった。
しかし、先週にはサイエンスに投稿した論文の写真がPhotoshop等の画像加工ソフトで手を加えられていたことが発覚。このとき黄教授は『写真を間違えた』と釈明したいたが、2ちゃんねる辺りでは『これらの写真をこう回転させて、こう合成すると見事に一致する』という検証をするものが出てきて、単に写真を間違えて載せたという訳ではなさそうだという疑念が生じてきた。
それに加えて、サイエンスに投稿した論文の共同執筆者であるジェラルド・シャッテン米ピッツバーグ大学教授が『論文の内容に疑義が生じたから共同執筆者の名前を削除して欲しい』という要請が出ていた。
ここに来て昨日、黄教授自ら『ヒト胚性幹細胞は存在しない』と認めてしまったというニュースが流れた。つまりサイエンスに投稿した論文は捏造であったと本人が認めたいうことだ。もうヒト卵子を提供してもらったという話はどうでもよくなってしまった。
このニュースを聞いたときには非常に脱力した。あまりにも漫画的にアホらしくて現実とは思えん。
本当に成功したのか怪しいとは思っていたのだが、本当に捏造だったとはね。
韓国のアカデミズムはしばらく国際社会から相手にされないだろう。
ソウル大学、日本で言えば東京大学、の教授が論文を捏造して国際的に評価の高い論文誌であるサイエンスに投稿して採用されたということは、査読をパスするぐらい手の込んだ捏造ということになる。これは非常に悪質。
この黄教授の学者生命は絶たれたに等しい。韓国国内でも学者として生きてはいけないだろう。これまで黄教授にノーベル賞をと言って韓国国民は熱狂していたのだから、それを裏切った反動はどうなるのか想像できない。
最初にヒト卵子入手疑惑を報道したテレビ局の番組は韓国国民のバッシングにあい、その番組のスポンサーは不買運動まで起こされている。
そこまで黄教授を応援していた人達は今回の報道を受けて今度は手のひらを返したように黄教授を責めるだろう。それに加えて韓国大統領から『政府も研究をバックアップするから疑惑を払拭して一日も早く復帰を』という言葉も貰っている。韓国政府としても面子を潰された形になったためにそのままにしてはおけないはずだ。
今日以降、彼のこれまでの実績も捏造だったのかという検証作業に入ることになると思う。過去にも国際論文誌にいくつも投稿しているだろうから、もしこれまでの業績にも捏造が有ったとすると、それらをリファレンスとして用いていた他の研究者にも被害が及ぶことになる。どれだけ他の研究者の論文に引用されているのか分からないが、引用数が多いとなると想像以上に影響が大きいことになる。
犬クローンも捏造なんじゃないのか?タイムで『今年のもっとも驚くべき研究』に選ばれているからタイムでも追っかけるかも知れない。
黄教授のバイオ研究のための新施設着工の前日(当日か?)にこんな報道が為されてまだ良かったんじゃないのかな。完成した後だと目も当てられない。
しかし一度投稿した論文なんて無かったことに出来るのかね?今さら回収できないでしょ?未来永劫全世界に恥が記録された証拠が残されるということになるんだと思うけど。
NHKスペシャルより
(私のコメント)
日曜日のNHKスペシャルで日本の半導体産業の特集をやっていましたが、90年代の日本の不況時期に多くの日本のメーカーに見切りを付けた日本人技術者が韓国や中国のメーカーに転職して技術移転が行なわれて、韓国のサムソンなど日本企業を上回るような半導体メーカーが登場しました。サムソンだけでも日本人技術者が70名以上もいるという。
日本人技術者は破格の待遇で日本の三倍の収入と4LDK のマンションと秘書や車や家政婦まで付けてくれたのだから驚く。それほどまでして日本の技術を求めたのですが、今でも日本の技術は彼らを通じてサムソンに流れているらしい。技術そのものはライセンス料などを払って手に入りますが、生産のノウハウなどは人材ごとスカウトして手に入れているらしい。
日本にしても高度成長時代はアメリカから技術導入して経済発展してきましたが、アメリカ人技術者を70人も採用して生産するということがあったのだろうか。むしろ技術者をアメリカに派遣して、マスターしたら日本に帰ってきて他の仲間に伝える事が多かった。
韓国は膨大な数の留学生や技術者をアメリカに派遣して最新のテクノロジーを吸収しましたが、その人数はあまりにも多い。アメリカで博士号を取得した研究者は日本人は600名程度なのに韓国人は3000人中国人は9000人(文部省データー)もいる。韓国や中国にも理系の大学は沢山あって技術者も自国で養成できそうに思うのですが、大量の留学生や技術者をアメリカに派遣している。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu9/toushin/05020702/008.htm
日本ならばアメリカ帰りの留学生や技術者は仲間にその成果を伝えますが、韓国や中国の留学生はアメリカにそのままいついてしまうか、国に帰っても仲間にその成果を伝える事はしない。技術の蓄積がなかなかできずに自前の技術者の養成ができずに、毎年のように大量の留学生や技術者をアメリカに派遣して養成せざるを得ないのだ。
中国企業でよく言われるのですが、新人に技術を教えるとマスターした新人は他の企業に転職をしてしまう。これではいつまでたっても技術の蓄積は出来ずに優秀な技術者も育たない。それに対して日本企業は終身雇用で技術者を育てる事ができるし技術の蓄積も進む。だから韓国や中国はいつまでたっても日本には追いつかないだろう。
韓国のES細胞捏造事件は韓国の科学技術の焦りから出てきた事件ですが、国民性や企業風土から変えていかないと先進国に追いつくことは出来ないだろう。アメリカや日本などに留学生や研究者を派遣して技術者を養成する事をいつまでも続けていては、追いつくことは出来てもノーベル賞をもらうような世界最先端の技術開発は難しい。
韓国のサムソンの拡大も日本やアメリカからの技術流入が止まれば拡大は止まってしまうだろう。中国も状況は同じで、技術開発には技術の蓄積と人材の育成が出来ないと出来ない。ところが簡単に転職してしまう企業風土が技術開発を難しくしてしまう。アメリカでも昔はIBMなどでも終身雇用で技術の蓄積が出来たが、最近は人材の流動化で製造業は衰退してしまった。
日本でも成果主義とかいうアメリカの経営手法が取り入れられて、終身雇用の日本式経営が揺らいできているが、日本も将来は韓国や中国のように人材が流動化して日本の技術開発は落ち込んでゆくのだろうか。
韓国のES細胞捏造事件が韓国政府も絡んでいるだけに国家的な信用も失われた。しばらくは韓国の学会は信用を失ったし、ノーベル賞も受賞する人はしばらくは出てこないだろう。金大中元大統領がノーベル平和賞をもらいましたが、それは金で買ったものだった。
◆韓国は永久に日本に追いつけない。
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ヽ;;/ ,fエ:エ fエ:エ、ヽ;;/ -=( つ┯つ
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ヽi ヽ ノ(、__,ノヽ /i_/ -=≡(__)/ )
\ < ー=‐ >ノ / -= (◎) ̄)
-=( つ┯つ
-=≡/ / // 酋長>コイジュミ〜! 待つニダ!!
-=≡(__)/ ) Made In Corea だから、今に追いつくニダ!
-= (◎) ̄)) 追いつけないニダ!! ふぁびょ〜ん!