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□江原ランドカジノ、利用客の自殺相次ぎピンチ [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1582400/detail?rd
江原ランドカジノ、利用客の自殺相次ぎピンチ
オープン6年目を迎える江原ランドカジノが蕩尽したギャンブル客の相次ぐ自殺で窮地に追い込まれている。
今月だけでも10日の間に中小企業社長、50代主婦が相次ぎ命を絶った。これまで江原ランド近くの宿泊施設や山でギャンブルの借金を悲観し自殺したと思われる事件はいくつかあったが、最近になって江原ランドホテル内で自殺するケースが相次いでいる。
クリスマスの25日午前1時20分頃、江原道旌善郡の江原ランドホテル4階カフェテリアで、キム某さん(54・女性)が10m下の3階ロビーの床に飛び降り、病院に運ばれたが間もなく死亡した。キムさんは飛び降りた際、首に赤い洗濯ロープを巻いていた。警察はキムさんが手すりにロープをかけて首を吊ろうとしたが、これが切れて3階に墜落、頭を強く打ったものと見ている。
警察の調べによると、慶尚北道栄州市で美容院を経営するキムさんは、今年から江原ランドのカジノに頻繁に出入するようになり、これまで196回も入場していたことが分かった。特に10月以降は1か月の入場限度である20日間近く通い、キャンブルに没頭していた。警察関係者は「昨年11月初めて訪れてからゲーム依存症になり、仲間もなく主に1人でカジノに来ていたと見られる」と話す。
これより前の今月15日には、中小企業代表のキム某さん(51)が江原ランドホテルの客室で首吊り自殺をした。キムさんは昨年12月からカジノを100回以上訪れ、VIP会員として計21億ウォン以上をつぎ込んでいたことがわかった。キムさんは家族や債権者に残した遺書に「アリのように一生懸命働いて一代で成功したのに、ギャンブルにはまって財産を全部使い果たしてしまった」と書いていたと警察は言う。
江原ランドは2000年10月に韓国人の入場が可能なカジノとしてオープン、毎年入場客が着実に増えている。昨年は178万人が入場、2001年の2倍を記録した。毎年平均4890人が入場、20億ウォン使っていると分析されている。雇用創出など廃鉱地域の経済回復にも寄与しているが、ギャンブル依存症や財産蕩尽による弊害も大きくなっている。
今年の国会国政監査資料によると、旌善地域の犯罪発生件数はカジノオープン以降急増している。殺人・強盗・強姦・窃盗・暴力の5大犯罪の発生件数は、1999年には296件だったが、オープン後の2000年は409件に増えた。昨年も334件を記録している。またギャンブルの借金を悲観した自殺も相次ぎ、今回の自殺まで含め7人の自殺者が出ている。
特にギャンブル依存症の客は時限爆弾と同じだ。昨年10月からカジノの1か月間の入場日数を一般営業所は20日、会員(VIP)営業所は15日とそれぞれ制限している。しかし依存症者は毎月この制限日数までほとんど毎日入場する。江原ランドは2001年9月からギャンブル依存症センターを運営している。昨年だけで1600人から相談を受けた。だが根本的な解決にはなっていない。江原ランド関係者は「不良顧客ならともかく、ギャンブル依存症の人の入場を制限できる方法がない」と話す。
朝鮮日報
2005年12月26日17時32分