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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu109.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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「21世紀韓国国民の希望のプロジェクト」にまで膨張させながら、
数百億ウォンを支援してきた国家的プロジェクトが捏造だった
2005年12月23日 金曜日
◆ES細胞論文は虚偽 ソウル大が発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051223-00000058-kyodo-soci
【ソウル23日共同】韓国ソウル大の黄禹錫教授チームの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究をめぐる疑惑を調査している同大調査委員会は23日、黄教授らがクローン技術で患者の皮膚細胞から11個のES細胞をつくったとする論文内容は虚偽だったと発表した。
論文は5月の米科学誌サイエンスに掲載。同大の調査によると、論文はES細胞2個のデータを基に作成したもので、2個が本当のES細胞かどうかもDNA検査などで確認する必要があるとした。
韓国のYTNテレビによると、黄教授は同日、同僚教授に辞意を伝えた。
調査委は「科学の基盤を傷つける重大な行為」と批判。人のクローン胚から世界で初めてES細胞をつくったとした2004年の論文や、今年8月に世界初のクローン犬を誕生させたとの研究についても調査するという。
(共同通信) - 12月23日13時24分更新
◆黄禹錫教授波紋、偽りを払拭し真実の上に再出発しよう 12月17日 朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/12/17/20051217000001.html
黄禹錫(ファン・ウソク)教授は今月16日、「患者カスタマイズ型幹細胞は確かに作製し、作製できる源泉技術を保有しているが、その後のずさんな管理によって多くの間違いが生じた」とし、「サイエンス誌に掲載した論文は、大きく傷付けられたため、これ以上維持する名分がなくなったので、自ら撤回した」と明らかにした。
また、黄教授は何者かがヒトクローン胚性幹細胞(ES細胞)をミズメディ病院の冷凍幹細胞とすり替えたとし、司法当局の捜査を促した。
これに対して黄教授の共同研究者であるミズメディ病院の盧聖一(ノ・ソンイル)理事長は、「黄教授が作製したという幹細胞11個のうち、9個はにせ物であり、残りの2個も、真偽のほどを究明しなければならないものだが、黄教授は依然として未練を捨てることができず、論文を恣意的に作り上げた事実を認めていない」と述べた。
今、2人の言葉が一致する部分は、昨年末から今年初めにかけて、黄教授研究グループが、患者のカスタマイズ型幹細胞6つを作製したが、その幹細胞は、かびに感染して死んでしまったという点と、サイエンス誌に提出された幹細胞の写真とDNA指紋がねつ造されたものという事実だけだ。
2人のうち、どちらが真実を話しているのか、それとも2人とも依然として嘘をついているのか。幹細胞は存在しないという衝撃的告白で虚脱感に襲われた国民は、今も真実はいったい何なのか見極められないでいる。
現政権は、カスタマイズ型幹細胞研究を「政権的プロジェクト」と位置付けたのに続き、「国家的プロジェクト」として押し上げ、ひいては「21世紀韓国国民の希望のプロジェクト」にまで膨張させながら、数百億ウォンを支援してきた。
大統領府の科学技術補佐官の名前が黄教授論文の共同著者として記載されたこともあり、また黄教授を国家重要施設を保護する水準で保護してきたというこの政権だが、いったいこうした事態が起きるまで何をしていたのだろう。大統領府、首相室、科学技術部は黄教授研究のこのような問題点をいつ把握したのか、また知っていたのなら、なぜ「あまりエスカレートしないように」「事態を見守りたい」という発言に終始して、国民が真実に目を開くことを妨害したのか。
黄教授研究グループには、ソウル大学獣医学科、同医学部、ミズメディ病院などからおよそ60人の専門家が参加しており、問題のサイエンス誌論文には25人が共同著者として記載されている。にもかかわらず、全員が「幹細胞がいくつ残っているかわからない」か 「私は昔の研究に参加した関係で、名前だけを乗せた」と責任逃れをしている。
その理由は、政府が黄教授個人の研究で始まった幹細胞プロジェクトを「政権的プロジェクト」「国家的プロジェクト」「国民的プロジェクト」に拡大・誇張する過程で、科学研究に欠かせない各段階ごとの客観的検証が働くことを不可能にする雰囲気を助長してきたためだ。
大統領は黄教授研究室を訪問して、「大統領になって以来、このように胸が一杯になるほど嬉しい日は初めて」と述べており、首相は黄教授の牧場を訪ねて支援を申し出、長官たちと有力政治家たちは、黄教授後援会を組織するとし、先を争って黄教授の奇跡のような研究に出資した株主のように行動してきた。大統領府の科学技術補佐官は、大統領府政策室長や情報通信部長官などとともに「黄金コウモリ」という黄教授支援グループも組織した。
各大手企業が領収証もなしに数十億ウォンから百億ウォン台の研究資金を提供したことも、こうした政府の雰囲気なしには考えられない。こうした状況で、果たして科学界でどの学者が、大胆にも黄教授の論文に疑問を提起することができただろうか。
もちろんさりとて「政治的雰囲気」「社会的雰囲気」に圧倒されて、科学的検証の基礎原理を忘れた韓国科学界の体質の問題点さえ覆い隠されるわけではない。このままでは国際科学界は、この先韓国の科学者が出した研究論文を釈然としない視線で、改めて見通すことになるだろう。科学界の自省と早急な対策が求められる。その第一の段階は、ソウル大学の検証が、国際学界に認定されるように、厳しく行なわれることだ。
政府に追随し、「国民プロジェクト」「未来プロジェクト」というばら色の美辞麗句を並べながら、黄教授の主張を中継放送するかのように報道してきたメディアも責任を免れることはできないだろう。
科学研究において当然守られるべき「政治」と「科学」の境界が崩れて、混ざり合ってしまったにもかかわらず、メディアはこれに警戒と警告を発するよりは、政府と歩調を合わせて、国民の情緒的反応に便乗した過ちを反省しなければならない。
科学的研究の検証は、科学界自らの問題としても、科学界がそうした理性的な姿勢を維持できるよう、科学界への過度な「社会的作用」が生じないよう配慮することも、メディアが担うべき役割であるためだ。今回の失敗について、メディア側は反省し後に生かすべきだ。
現在、私たちに切に求められる姿勢は、廃墟化した幹細胞研究の遺跡で、茫然自失している雰囲気を払いのけ、今の状況を理性の視線で冷静に見極めることだ。黄教授波紋で世界的水準に達していた幹細胞研究の潜在力そのものが崩れてしまったわけではない。虚偽は選別しながらも、残った真実の土台の上で新しい跳躍を誓わなければならない。それだけが、失敗を失敗のままで終わらせず、その上に明日に向けた礎を築いていく唯一の方法だ。
科学者たちが再び立ち上がり、そこに国民がまた希望を見出してこそ、国が息を吹き返すのだ。
◆「早く早く」の文化が黄禹錫教授論文ねつ造の事態の原因 12月23日 中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=70983&servcode=400§code=400
今回のソウル大学黄禹錫(ファン・ウソク)教授の幹細胞論文問題に関し、気短な性格と高い国家的自負心、国際的認定を受けようとする熱望など韓国人の文化が黄教授論文ねつ造事態の一原因になったとAP通信が分析した。
通信は最高の科学者として待遇を受けてきた黄教授のすべての科学の成就が、今後は科学雑誌と大学によって検証を通さなければならない境遇に転落したと伝え、韓国人の成果主義の「早く早く」という文化が今回の事態の原因を作ったと指摘した。
通信はこのような韓国の文化が戦争の廃墟を乗り越え、世界11位の経済大国に発展させた肯定的源泉である一方、500人余りの死亡者を出した三豊(サムプン)百貨店崩壊事故や32人が死亡した聖水(ソンス)大橋崩壊事故などを起こす副作用を生んだと報道した。
パク・キルソン高麗(コリョ)大学社会学科教授は「黄禹錫教授の問題は現在の韓国社会に過去の高速成長時代の残滓(ざんし)がいまだ残されていることを示したよい事例だ」とし「迅速な結果のみを追い求める韓国社会システムの問題」と述べた。
(私のコメント)
「株式日記」は嫌韓サイトではないのですが、日本のマスコミが韓流ブームをブームを煽るあまり、反発して韓国に厳しい意見を書いてしまうのですが、韓国の国家的プロジェクトともいえる研究が捏造だったと言うニュースには驚かざるを得ない。科学者の名誉欲に駆られたインチキ研究は古今東西よくあることですが、国家ぐるみのインチキ研究は国家の信用おも失墜させるものだ。
このことに関しては韓国のマスコミも厳しい記事を書いていますが、一研究者の研究が捏造だったと言う事よりも、韓国の政権そのものが研究成果が疑わしいものであるにもかかわらず一年間隠蔽されてきたと言う事だ。しかしアメリカでこの研究成果がインチキであると言う記事が5月に出て韓国政府もようやく今になって捏造であった事を認めた。
なぜこのような事が国家ぐるみで行なわれるようになったのか文化的構造的なものでしょうが、もともと韓国にはパクリや捏造に対しては抵抗感が無い国柄だけに科学研究に対しても捏造が起きてしまったのだろう。日韓摩擦の原因になっている歴史問題も韓国側の歴史捏造が反日機運の原因になっており、日本としても早くからこのような歴史捏造に対しては毅然と反論すべきだったのでしょう。
バイオの研究に関しては日本もアメリカもかなり力を入れて研究されていますが、それだけに韓国のES細胞を作る事に成功したと言うニュースは世界で注目されたのですが、韓国の国家的な信用も失墜した事になる。
捏造がドラマとか主題歌などが日本のドラマや歌のパクリである事は「株式日記」でも書いてきた事ですが、歌やドラマのパクリならば著作権の問題なので笑って済ます事もできますが、科学研究の捏造と国家機関の信用が傷ついてしまうと笑っては済ませられない事になる。
昨日の記事でも韓国の強制連行の問題や従軍慰安婦などの歴史捏造問題を書きましたが、韓国側は十分な科学的な検証もせずに一方的に抗議をしてきましたが、日本側から科学的な検証をしようと呼びかけても聞く耳を持たない国民性がある。それで日本政府から賠償金を得られればそれでよしとするのでしょうが、最近では強制連行も従軍慰安婦も韓国の捏造である事が証明されてきている。
このような国状を正そうと記事を書いてきたのですが、小さな間違いを容認していると終いにはとてつもない大きな間違いを犯す元であり、小さなことでも間違いは間違いと日本は正すべきなのだ。
韓国ではES細胞の研究は「国民プロジェクト」や「未来プロジェクト」としてマスコミは報道してきた。科学研究が韓国の政権の威信の高揚に政治的に利用されてしまったからですが、マスコミも冷静に報道すべきだったのだろう。マスコミというものが政権の道具になって批判精神をなくしてしまっているのは日本も同じなのですが、日本でも古代史の石器の研究で捏造がありましたが、疑念を持ったマスコミは一つもなかった。
「株式日記」ではアメリカのアポロ計画で本当に人類が月に行ったのかですら疑っているのですが、マスコミの記者たちはこれくらいの疑いの精神を持って、十分な検証が必要だと思う。あまりのも政治に振り回されると今回のようなES細胞の捏造事件が起きてしまうのだ。
◆ウリナラはクローン人間にも成功したニダ
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