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(回答先: 11/25 09:12 ロシア、中国に補償請求も ハバロフスクに非常事態 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 11 月 27 日 21:07:55)
11/26 19:13 ロ当局、水汚染対策に全力 下流のハバロフスク地方
【モスクワ26日共同】中国東北部を流れる松花江が化学工場爆
発により汚染された問題で、有毒物質が数日後に流れ着くとみられ
る下流のアムール川から飲用水を取っているロシア極東のハバロフ
スク地方の行政当局は二十六日、給水車を手配するなど対策に全力
を挙げた。
同地方政府は近く専門家を中国黒竜江省ハルビンに派遣、汚染の
規模や対策について中国側と直接協議する方針だ。
ハバロフスク地方では、約百五十万人が飲用水をアムール川に頼
り、隣接するユダヤ自治州でも約千五百人が同川の水を飲用にして
いる。
ロシア紙イズベスチヤによると、ハバロフスク市内の商店からは
飲料水がほとんど姿を消し、市民の買いだめはジュースやビールな
どにも広がる気配を見せている。飲料水の価格を普段の倍近くに値
上げする業者も出始め、行政当局は便乗値上げの監視を強化した。
ロシア連邦消費者保護監督局は「水の備蓄は十分だ」と公式ウェ
ブサイトで呼び掛け、新たな井戸の確保を検討するなど住民の不安
解消に追われている。
民間テレビNTVによると、同市内の病院は有毒物質を摂取した
患者の発生に備え、入院用ベッドの追加や解毒剤の準備を進めてい
る。
一方、ロシア外務省は二十五日、「被害を最小限にするため中国
側と協力しており、被害規模について語るのは時期尚早だ」との見
解を発表。コサチョフ下院外交委員長は被害の補償を中国に請求す
る可能性があると述べた。国内で広がりつつある中国への反発を抑
える意図があるとみられる。
20051126 1913
[2005-11-26-19:13]
11/25 20:25 有毒物質7―10倍に ロシア非常事態省が予測
【ウラジオストク25日共同】ロシア非常事態省は二十五日、中
国東北部を流れる松花江が化学工場の爆発で汚染された問題に関連
し、下流のアムール川の有毒物質含有量は、最大許容濃度の七―十
倍に達する可能性があるとの予測を明らかにした。
またアムール川で有毒物資が最大許容限度を超える期間は十―十
四日間と試算した。
天然資源省は、アムール川の川面の凍結で水流が遅くなるため、
ハバロフスクに有毒物質が到達するのは十二月四―五日と予測。関
係当局は二十五日も定期的に水質検査を実施したほか、衛星から汚
染された水の移動の監視を続けた。
世界自然保護基金(WWF)は二十五日、「有毒物質のアムール
川への流入で、川のすべての魚は食用に適さなくなり、多くの魚が
死ぬ」と被害を予測。一方、サハリンの環境団体は、アムール川が
流れ出るオホーツク海では、汚染は最小限に食い止められるだろう
との見通しを示した。
20051125 2025
[2005-11-25-20:25]