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日中対立が喧伝されて久しいが、真の日中関係の実態を知る為には、徹底的なディベートによって真相をぶつけ合う中で、その実相を読み取ることが不可決である。そぷした意味から、両国や日本民族と中華民族は、今後どういう視点で付き合ってゆくべきなのかについて、日中を代表しる論客のディベート対決という企画は面白い。このサイトの提起する問題点は注目に値する。日本側が国際ディベート学会の代表の松本道弘氏で、これに対する中国側論者がs、かの偉大なる周恩来元総理の娘婿というのも面白い。日中関係の歴史における分岐点になることを期待したい。外務省アジア・大洋州局長の親友佐々江君にも聞かせたい企画だ。
ワールドフォーラム12月例会のご案内 ― 日中ディベート対決 ―
テーマ:「 日中問題の本質と歴史の行方 −日中共栄の「新大東亜共栄圏」は可能か?− 」
論者 : 元新華社通信社駐日特派員・周恩来元総理姪周乗宜(周恩来家養女)の婿・
日中コーディネーター 任 長安 氏
vs
国際ディベ-ト学会会長・英語同時通訳者・ワールド・フォーラム副代表幹事 松本 道弘 氏
日時 : 2005年12月16日(金) 18:30 - 21:30
場所 : 北とぴあ 9階 901会議室 北区王子1-11-1 TEL.(090)7234-9792
交通 : 営団地下鉄南北線 王子駅 下車 1分 / JR京浜東北線 王子駅 下車 2分
地図 : 北とぴあへの地図
参加費 : 4,000円(会員&予約申込振込みの場合) / 5,000円(オブザ−バ−)
振込先 : UFJ銀行田無支店/普/3826681 名義:佐宗邦夫
参加申込先 :ワールド・フォーラム代表幹事 /佐宗邦皇 E-mail sasokunio@hotmail.com
2005年の最期の師走を迎え、ワールド・フォーラム12月例会では、今年を締めくくるに相応しい我が国では最も重要な2国間関係の日中問題を採り上げます。中国と日本を代表する二人の論客でディベートでは達人の元新華社通信社駐日特派員・周恩来元総理姪周乗宜(周恩来家養女)婿・日中コーディネーター 任 長安 氏 と 国際ディベート学会会長・英語同時通訳者・ワールド・フォーラム副代表幹事 松本 道弘 氏 をお招きし、「 日中ディベート対決 」を行ないます。
日中両国は、アジア大陸の東に位置して、数千年の長い相互交流の歴史を有する日本にとっては最も重要な二国関係です。明治以降の近代化をめぐって両国は西洋との対峙で乖離し、孫文の中国革命や1980年代の中国経済開放と富強化に日本が支援し大きな役割を果たしてきたのは周知のこと、ですが、先の大戦での日中戦争や昨今は日中対立や利害衝突の状況が生まれてきました。こうした状況の背景に、近代史の裏で日中衝突を意図し仕掛ける勢力の存在があるとも言われ、情勢の真相に通じておられる両氏にディベートを通じ討論して戴き、「 日中問題の本質と歴史の行方−日中共栄の「新大東亜共栄圏」は可能か?− 」というテーマでた対論して戴きます。
各界の要人とのインタビューや通訳を重ねて来られたお馴染みの松本道弘氏や中国の新華社出身コーディネーターとして30年の交流歴のある、日本通の専門家であられる任長安 氏は、実体験から中国や世界を語ることの出来る稀有な方であり、広い観点から世界を語って戴き、ます。周恩来総理の姪(養女)婿として、中国の政界/行政にも隠然たる影響力をもつ任長安氏に、日本人はいかに対処すれば良いのかということについて広い観点からお話し戴き、国際政治の実相を知らない日本人に警告を発して戴きます。中国の内情はどうかということを正しく認識することは非常に重要なことであり、9・11事件以来、世界は戦争モードとなり、闇の世界権力の目的と狙いを知らねば日本も中国も不毛な対立を繰り返していては、両国共、亡国の道に至るのは必至であります。皆様方におかれましては、大変お忙しいとは存じますが、お誘い合せの上お越し下さいますようお願い申し上げます。
[ 松本道弘 氏 略歴 ]1940年大阪府生まれ。関西学院大学商学部卒、日商岩井と海外渡航経験なしに英語を磨き西山千氏に師事し、その推挙で米国大使館同時通訳、日興證券役員秘書、NHKテレビ英語会話上級講師、名古屋外国語大学教授等を経て、長年に亘って自らの私塾「宏道館」や「松本アカデミア塾」等で後進を指導してその弟子は数多く全世界に散る。最近は中国との関係が深く孫子の英語訳や中国関連英書籍の日本語出版等でも活躍。その間、日本に初めて「ディベート」を紹介、国際ディベート学会を創設し、中国語でのディベート道の解説書も出版。著書約130冊。
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[ 任 長安 氏 略歴]1945年中国奉天市(瀋陽市)生まれ。大連外国語大学日本語学科卒。新華社通信入社、国際部編集担当。東京駐在特派員で1977−1978年日本駐在。1990年新華社退社。大正期の日本留学で日本に理解があり、日中国交回復を成し遂げた周恩来元総理の養女を妻にして、田中首相訪中の際には中国側通訳を務めた。独立後は日本と中国との間の政治・経済・社会・文化の多方面で日中の架け橋となり、日中両国でコーディネーター・通訳として活躍。