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「共同体自由主義、2007年(次期大統領選挙)左寄り政権継続の阻止、先進大韓民国の建設」を旗印に掲げた「ニューライト全国連合」が7日、発足総会を行なった。全国連合は、創立宣言文で「歴史に対する報復政治により、大韓民国の可能性と将来性が消尽する姿をこれ以上座視できない。大韓民国は、新しいビジョンで武装し、これを実践できる先進化勢力が主導しなければならない」と明らかにした。
全国連合は 「健全な右派の価値を日常的、全国的に国民に拡散させなければならない」とニューライト運動の大衆組織化を目標として掲げた。全国連合に先立って、先月発足した「ニューライトネットワーク」は、自由主義理念を土台にし、政策代案を提示する知識人ネットワークの構築を推進している。
自己革新をおろそかにしてきた従来の右派の代案勢力になることを唱えて発足した「新しい右派」運動が1年間の準備期間を経て、政策開発と大衆組職という2つのインフラを設けたことになる。
「ニューライト全国連合」の創立総会には、ハンナラ党の朴槿恵(パク・クンヘ)代表、ソウル市の李明博(イ・ミョンバク)市長、京畿(キョンギ)道の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)知事など、ハンナラ党の主要大統領候補者が出席した。予想される大統領候補らがニューライト団体に何を期待しているのかを物語る場面だ。
実際、政界には「各ニューライト団体が、来年の地方選挙や2007年大統領選挙の際、特定政治派閥や候補者と手を組むのではないか」という噂も流れている。しかし、これこそ「ニューライト」がもっとも警戒しなければならないことだ。
国民の「ニューライト」に対する期待と関心は、「オールドライト」の集まりであるハンナラ党の国家運営における主導権喪失、国家の活路に関する競争力の衰退に伴なう失望感の反動によって生じたものである。したがって「ニューライト」が当面の選挙結果にこだわったり、あるいは政界にコネを使ったり、選挙に名乗りを上げたりする誤解を招く行動をしたら、その瞬間に「オールドライト」の複製品になってしまう。
ニューライトの任務は、先進大韓民国を建設できる政策アイデアを体系的に生産し、そうした考え方に共鳴する国民を組職化するインフラ作りにある。ニューライトの政治的、時代的使命は、韓国の各政党とその大統領候補者をニューライトが準備した国の再活性化シナリオに適応させる上で刺激したり導くことにあるということを、肝に銘じなければならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/08/20051108000000.html