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金正日総書記の後継問題が難航して、後継者問題に絡み、金総書記が厳しい立場にあるといわれ、前妻との長男で放蕩(ほうとう)息子の正男(ジョンナム)(33)、高英姫(コ・ヨンヒ)との間の二男の正哲(ジョンチョル)(24)、三男の正雲(ジョンウン)(22)の3人の息子がいるが、それに加えて金正日総書記が第4の女性の愛妾の鄭日順を息子とともにマカオの別荘(ヴィラ)で住まわせて暮らしている。親族の情が厚い儒教社会だけに、正男、正哲の“一騎打ち”の可能性が高いと憶測されてきたが、北朝鮮の情報筋は「後見人の高氏がいなくなったことで、金総書記が世襲は無理と判断。世襲を象徴する自分の自画像をはずさせた」と分析もあったが、中国内の情報として、金正日の後継問題が決着し、在日朝鮮人だった高英姫(コ・ヨンヒ)との間の二男の正哲(ジョンチョル)(24)が後継者に決定したとの中国筋情報が流れている。いずれにしろ、金王朝は着実に終焉(しゅうえん)に向かっていると解したいが、統一朝鮮に向かって、韓国を併呑させるべく仕組もうとしている仕掛けの情報もある。