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【ハノイ=長谷川岳志】中国の胡錦濤国家主席(共産党総書記)は31日、ベトナムを公式訪問し、チャン・ドク・ルオン大統領、ノン・ドク・マイン・ベトナム共産党書記長と相次いで会談した。両国首脳は経済、安全保障の両面での協力関係をさらに拡大することで一致。ベトナム北部での火力発電所建設支援やトンキン湾での共同資源調査実施などを含む合意文書に調印した。
胡主席はルオン大統領との会談で「両国の友好関係強化は地域の一層の安定、発展につながる」と語り、経済を軸とした協力の必要性を訴えた。中国の最高指導者によるベトナム公式訪問は2002年3月の江沢民主席(当時)以来。
中国はベトナムに対する政府開発援助(ODA)として、北部ハイフォンなど3カ所の石炭火力発電所の建設資金の借款や、ハノイ市の通信および信号システムの改善の支援を表明。両政府は南シナ海北西部のトンキン湾で天然ガス田を共同調査することを含む13の合意文書に調印した。中国輸出入銀行はこれらのプロジェクトに参入する中国企業やベトナム政府向けに計50億ドルの融資枠を設定した。 (23:03)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051031AT2M3101831102005.html