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□「北朝鮮、東南アジアに色仕掛け外交攻勢」 [朝鮮日報]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1466066/detail?rd
「北朝鮮、東南アジアに色仕掛け外交攻勢」
「美食と美女で東南アジアを攻略せよ」
北朝鮮が国際的孤立から脱却するための戦略的外交地域に選んだ東南アジアに、色仕掛けと食べ物を前面に出した外交攻勢を積極的に展開していると、香港「亜洲週刊」最新号が30日報じた。
2000年、ASEAN地域フォーラム(ARF)に加盟して以来、東南アジア各国と親善外交を強化する一方、外貨稼ぎに乗り出し、“一石二鳥”の効果を上げているという。
北朝鮮国営の朝鮮国際旅行社が2003年10月、10万ドルを投資し、ベトナム最大都市のホチミンに「平壌大同江(ピョンヤンテドンガン)」という北朝鮮飲食店をオープンしたのがそのはじまり。2か月後、世界的遺跡地であるアンコールワット寺院が位置するカンボジアのシエム・リアップに「平壌冷麺」がオープン、引き続き首都プノンペンと「カンボジアのハワイ」と呼ばれるコンポン・ソムにも、北朝鮮飲食店が次々とオープンした。
今年8月末は、ラオスの首都ビエンチャンに「朝鮮民族料理」という飲食店がオープンし、ここ2年間、5つの北朝鮮飲食店が新たにオープンした。ビエンチャンには、ラオスとの文化交流協定によって北朝鮮テコンドー道場とハングル学校も運営している。
北朝鮮飲食店の共通点は、およそ10人の美女からなる歌舞団が客に無料の公演を披露することだ。韓流の人気に便乗し、韓国の歌謡曲はもちろん、『甜蜜蜜』、『月亮代表我的心』など、中国の曲も歌って人気を集めている。
亜洲週刊は、「北朝鮮食堂は金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)父子の肖像画もかけておらず、焼肉、参鶏湯、開城(ケソン)人参茶などの独特の食べ物で、北朝鮮文化の裾野を広げ、現地の人々や観光客に好評を得ている」と報じた。
また、北朝鮮は最近タイやシンガポール、台湾などに特約旅行代理店を設立し、観光客の誘致に全力を傾けている。
しかし、タイは北朝鮮の飲食店開業の届け出を「社会安全上」の理由で引き続き取り下げており、日本の外交官はこれらの飲食店が、「色仕掛け」を利用した北朝鮮の情報活動の根拠地である可能性があると疑っていると亜洲週刊は報じた。
朝鮮日報
2005年10月31日12時58分