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趙薇(ヴィッキー・チャオ), 日本軍旗ファッションと良妻賢母(流転: Return to Forever)
http://blog.livedoor.jp/return_to_forever/archives/50164890.html
『京華煙雲』は林語堂の原作をドラマ化したもので、1925年の北伐戦争から1937年の日中戦争までの中国が舞台となっている。中央電視台(中央テレビ局、CCTV)は、10月18日から「抗日戦争勝利60周年」を記念したイベントの一環として放送した。
『京華煙雲』の放送日は、神舟6号の打ち上げや、湖南衛星テレビが放送する韓国ドラマ『大長今(邦題:宮廷女官 チャングムの誓い)』の最終回放送日(15日)と重ならないようにするため、数回にわたり調整が行われ、最終的には18日に確定した。
上海青年報は、「ヴィッキー・チャオが演じた姚木蘭は、多芸多才で良妻賢母というまさに『中国で最も完璧なる女性』。一方で、『チャングムの誓い』でイ・ヨンエは、『韓国を代表する女性』ソ・ジャングムを演じた」と2人を対照。中国で記録的なヒットを飛ばした『チャングムの誓い』に、話題の中国ドラマが追撃する格好となっている。
2001年,この趙薇が日本軍旗のデザインに似た服を着てメディアに出た。なんの思想も背景に持たない純粋なファッション感覚からの採用だったのだが,中国国内で大々的な非難と誹謗中傷にさらされることになる。この事件―を発端に勃興する中国のナショナリズム、特に反日感情を露にした露骨な「中華思想」は今も脈々と続いており事ある毎(靖国神社訪問など)に表面化している。
一方以前『人民日報』元高級評論委員である馬立誠(マー・リーツォン)は、中国の学術専門誌『戦略と管理』に「対日関係の新思考」という論文を掲載し日中両国で注目を集めた。
馬の言説が一躍脚光を浴びるようになったのは, このハイレベルなポジションにある人物が論文で堂々と趙薇事件を発端に勃興する中国のナショナリズム、特に反日感情を露にした露骨な「中華思想」に対して警鐘を鳴らしたからである。(後に「日本はもう中国に謝罪しなくていい」という本で出版された)
今回『京華煙雲』にて中国で最も完璧なる女性を演じる趙薇と四年前の日本軍旗のデザインの彼女。
時の流れと思想の渦巻く中国。今後どのように変化していくのか,誰も分からない。