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北朝鮮は23日、延亨黙(ヨン・ヒョンムク)国防委員会副委員長の国家葬儀委員会を構成しながら、ペク・セボン国防委員を名簿に入れた。
ペク・セボンは、これまでベールに包まれてきた人物だ。彼に対して韓国政府がはっきり分かる情報はわずか2つだけ。2003年8月、最高人民会議の代議員に選ばれ、その1か月後に国防委員に選ばれたことだけだ。
にもかかわらず、北朝鮮の専門家たちは「金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者選びと関連して注目する必要がある」と指摘している。ペク・セボンを北朝鮮の後継者選びに関連づける理由は、いったい何だろうか。
さまざまな説がある。まず1つ目は、金総書記の息子の一人の仮名ではないかという説だ。イ・ギドン国際問題研究所研究委員は、「ペク・セボンは『白頭(ペクドゥ)山の3つの峰』の略語で、白頭山の3つの峰が、白頭山3大将軍(金日成(キム・イルソン)、金正日、金貞淑(キム・ジョンスク))を意味しているのかもしれない」とし、「このペク・セボンが後継者である可能性は排除できない」と述べた。
2つ目は、金総書記の息子ではないとしても、金総書記が念頭に置いている後継者ではないかという説だ。ペク・セボンが国防委員になる前、第2経済委員会(軍需工業担当)の党責任秘書を務め、事実上業務を指揮したという主張とともに浮上してい説だ。
3つ目は、金総書記の警護室長だという説もある。彼は護衛司令官職務代行を担当する実在の人物で、2004年に金総書記が訪中した際も警護を総指揮したというのだ。こうした主張は、ペク・セボンが、高齢で退いた李乙雪(イ・ウルソル)護衛司令官の後釜として国防委員になった点をその根拠としている。
いずれも確実なものではない。北朝鮮当局も南側の要人に会った際、ペク・セボンについて言及することを避けているといわれる。そのため、ますますこの人物に関する疑問は強まっている。
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/25/20051025000027.html