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□中国の河川汚染は「極東のチェルノブイリ」=ロシア紙が警告|AFP=時事
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/story.html?q=20060418afpAFP006718&cat=61
中国の河川汚染は「極東のチェルノブイリ」=ロシア紙が警告 (AFP=時事)
【モスクワ17日】ロシア紙ブレーミャ・ノボスチェイは、中国の工場から排出される有害物質のため、ロシア極東の対中国国境地域が環境上の脅威にさらされており、20年前にウクライナで起きたチェルノブイリ原発事故が深刻な脅威を与えたように、これは「極東のチェルノブイリ」ともいえるものだと報じた。≪写真はアムール川を覗き込む地元住民≫
同紙は、昨年11月に中国吉林省の化学工場で爆発事故が起き、両国国境のアムール川の上流に当たる松花江に有害物質が流れ込んだのは環境汚染の一例であると指摘。中国の工場などからの有害物質はアムール川を汚染し、流域住民の健康を長期にわたり害するだろうと警告している。
また同紙によれば、ロシアの環境・保健専門家チームがアムール川流域住民の健康調査をしたところ、気がかりな予備結果が出た。それによると、対象となった大人の73%、14歳未満の子供の80%に肝臓障害が見つかり、心臓血管の疾患を患っている人は川から離れた村より川沿いの村がはるかに多かった。腫瘍を伴う病気の患者も増えているという。
同紙は、中国当局に工場排水などを完全に管理させ、アムール川流域の共同利用に関する国家間協定を締結する以外に打開策はないと主張している。
[ 2006年4月18日18時6分 ]