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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051023-00000111-yom-intより引用
ソウルの表記は「首爾」、中国が「漢城」から変更へ
【北京=藤野彰】23日の新華社電によると、中国は韓国の首都ソウルの中国語表記を、現行の「漢城(ハンチョン)」から「首爾(ショウアル)」へと変更することを決めた。新華社は同日から新表記の使用を開始した。
ソウル市は今年1月、「首爾」への表記変更を発表し、国際的な認知を呼びかけてきた。
表記を変更したのは、<1>中国語ではロンドンやモスクワを「倫敦(ルントゥン)」「莫斯科(モースーコー)」と現地音を基に表記しているのに、ソウルについては朝鮮王朝時代の名称「漢城」を用いている<2>「首爾」は発音が韓国語音に近く、名称の混乱が生じない――などが理由。
しかし、漢字の本家本元を自認する中国側は当初、引き続き「漢城」を使い続けるなど冷淡な対応を示し、「新表記を受け入れるかどうかは中国など中国語圏の国の権利」(中国紙)と反発していた。
中国が最終的に表記変更を認めた背景には、交流が深まる対韓関係に配慮したことのほかに、独自の漢字表記を持たない外国地名には基本的に現地音に近い発音の漢字を当てはめるという慣例を尊重するとの判断があったものと見られる。
(読売新聞) - 10月23日19時9分更新