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出典
http://www.nkfocus.jp/warp/webapp/bbs/view?meta_id=koreanews&id=419e13199dcdfaeb7af238cf
最近の韓国での「日本ブーム」がなぜか「北朝鮮問題研究所」で紹介されていました。
少し不思議な気もしますが、日本との関係を騒いでいるのは主に40代以上の人たちで
若者世代には関係ないと言う話を聞いたついでに紹介します。
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日本ブーム(日流)、出版から映画まで ---(北朝鮮問題研究所)
日本小説ブーム(日流)が本屋街から忠武(チュンム)路にまで拡散している。
90年の初めから韓国内で勢力を拡張してきた日本の小説は読者から根強い人気があり、出版市場ですでに確固たる位置を築き、現在では1年に約300冊の新刊が韓国内で出版されている。
最近では日本小説のブームが忠武路にまで及び、日本小説を映画化しようとする韓国映画製作社の競争も熾烈である。
◇映画街に吹き捲る日本小説の風 =『きらきら輝く』(江国香織) 『肩ごしの恋人』 (唯川恵) 『フライ・ダディ・フライ』 (金城和紀) 『プリズンホテル』 (浅田次郎) 『黒い家』(貴志祐介)
すべて最近、韓国の製作社が映画化することに決めた日本小説である。
在日韓国人作家、金城和紀の小説『フライ・ダディ・フライ』はイ・ムンシク、イ・ジュンギ主演映画で現在製作中、7月封切りを控えている。
2003年に韓国で初めて紹介された同小説は、イ・ジュンギ主演で映画制作という報道で、2月の改訂版と同時に韓国内の本屋街のベストセラーになった。
2002年に韓国で翻訳された唯川恵の小説『肩ごしの恋人』 は、イ・ミヨン、 イ・テラン主演の映画でイ・オニ監督がプロデュースする。
直木賞受賞作の同小説は、全然似合いそうもない同じ32歳の女性2人が、「現代社会で女性が生きていく方法」を描いている。『冷静と情熱のあいだ』『東京タワー』などで国内でも人気の高い作家、江国香織の小説『きらきら輝く』も国内で映画製作される予定。
日本で1990年代の初めに出刊された同小説は、同性愛者の夫とアルコール中毒の妻、夫の恋人が繰り広げる三角関係を描いた作品で、2002年に翻訳され韓国の読者にもよく知られている。
それ以外に『鉄道員』や『パイラン』の原作者で有名な浅田次郎の『プリズンホテル』 貴志祐介のホラー小説『黒い家』等も韓国で映画化される。
◇昨年、日本の翻訳小説300冊が出版の嵐=出版市場ではすでに日本小説が堅固な位置を築いている。
大韓出版文化協会の統計によると、1990年に韓国で翻訳された日本小説は31冊に過ぎなかったが、以後急増して2002年には278冊に達し、昨年には300冊を突破したと推定されている。
教保文庫の昨年の小説ベストセラーリストに、日本小説は10位圏内に3冊、100位圏に15冊が入った。今年3月の小説ベストセラーリストでも20位圏内にリストインした日本小説は『フライ・ダディ・フライ』 (金城和紀) 『愛の後にくるものたち』 (辻仁成) 『空中ブランコ』(奥田英朗) 『東京タワー』 (江国香織)『SPEED』(金城和紀) 等5冊にもなる。
韓国内では、1989年に村上春樹の『喪失の時代』が空前のヒットを記録し、文学市場で日本小説の位置を固める契機となったと評価されている。
特に村上春樹をはじめ吉本バナナ、江国香織等の人気作家群を中心に徐々に読者層を広げて、ステディセラーとしての位置を獲得したおかげで、同様な日本作家の価値も急騰している。
ペク・ウォングン韓国出版研究所責任研究員は、「各種文学賞受賞作と人気作家群を中心にした日本小説の翻訳版権競争は戦地の如き様相」とし、「日本作家が海外で一番よい待遇を受けられる国は韓国」と語った。
このように日本小説が韓国の読者から愛されるのは、日本小説の個人主義的で都市的な感受性と個性的な文体が韓国小説の不足な部分を満たし、若年層に大きくアピールしたからだと分析されている。
ペク研究員は「80年代までは広大な議論に注目した時代的風潮が個人主義的な風土に変わったが、韓国では若い読者の感受性を代弁し速度感があって読むに値する小説が出てこなかった」とし、「これと同じ過渡期的状況から入って来た日本小説が若年層に訴える力があり近付くことができた」と語った。
ペク研究員はまた、「まだ韓国では日本小説に匹敵するに値する作品や作家が見当たらないので、小説の日本ブーム(日流)は当分の間続くようだ」と見ている。
[ここまで]
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日本でも、高度成長期には欧米の映画やドラマ、音楽の「パクリもの」をいやという程
年配の方々は見てきたと思います。
もともと芸術や文学は「模倣」からスタートして発展して来ました。だから直接の関係者でもない人がオリジナルの模倣だからとどうとか言うのは少々「大人げない」ような気がします。
むしろ若い世代が相互に理解しあえるような方法を考えた方が良いと思うのですが・・・