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出典
http://kambayashi.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_b01c.html
神林広恵氏のプログで「中国での領事館員自殺問題報道」に含まれている「マスコミ」の女性蔑視の視点について痛烈な批判意見が記載されています。
面白いので転載しておきます。
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2006/04/09 2:09:44
買春する日本のアホ男
女王様は先週ほとんど地方でお仕事だったので、私はひとり事務所でお留守番。
平和だったなぁ。
平和だと、ついつい世の中の動きに目を向けてしまい、またまたムカついた。
3月31日の読売新聞1面トップで04年に自殺した在上海領事館員の遺書がスクープ掲載された。
この領事館自殺は『週刊文春』が昨年暮れにスクープしたものだが、上海領事館員が中国人ホステスと肉体関係を結び、そのため中国公安にスパイを強要され、それを苦に自殺したという事件だ。
しかもその事実を外務省では極秘扱いして隠蔽していたのだという。
メディア報道や私の周辺からは、「あれは小泉首相の靖国神社参拝で反日の気運高まる中国への牽制」「タカ派メディア『文春』による公安情報の垂れ流し」「国益を損ねる大問題」「外務省が読売のネタ元探しに躍起」などなど、様々な声が挙がっている。
男どもは、この自殺に同情的な奴も多かった。
遺書を読んで泣いたという話さえ聞いた。
でも、私にとってはどれもこれもおかしな話だ。
「中国当局からの恫喝は許せない」だって!?
大体、外交官ってスパイ工作をしたり、されたりが当たり前なのが世界の常識じゃないの? しかも社会主義、共産圏だったらなおさらじゃない。
私のような人間でもそんなこと常識として知っているし、外交官なんてプロ中のプロだったらそれは自明の理だろう。
根本は、そんな国益だの国としてのプライドとか大それたことじゃなく「なんでそんなにリスクがあるのにセックスするのか!?」だと思う。
これって、典型的な色仕掛け、美人局のようなもんだろう。
今までだって、橋本龍太郎元首相が中国人当局の息のかかった留学生との関係や、北朝鮮での政府要人の女性関係などいろいろ取り沙汰されてきた。
それが後々、どんなことになるのかも百も承知でヤルのか、日本の政治家や政府高官は。
どうして我慢できないのだろう。
命をかけて、国益をかけて、自分の将来をかけてでも買春や浮気をするのか。
誘惑に勝てないのか。エリートで妻子もいるというのに。国を(一応)背負ってるくせに。
男ってそういうものなのか。
もし私が男と北朝鮮に旅行に行ったら、絶対にホテルでエッチなんかしない。
AVでも持っていってそれを大音量で流して、脅されたら「ほらね、やっぱり盗聴してるじゃない」って言ってやるよ。
わからん。
でも私の周囲の男にこんな話をすると決まって説教される。
「だからお前はばかなんだよ」
しかも、その理由を聞くとすごくウザそうに、「だから女はばかなんだよ」「男社会のストレスを知らない」などと嘯くだけだ。
適当にごまかして、ちゃんと理由を話してくれる人間は皆無だ。
アホ扱い。
私も頭にきて「だって犯罪を犯す率って男の方が圧倒的に多いじゃない。
女より男の方が社会的、人間的に劣ってるってことじゃん?」などと言えば、「無知蒙昧」などと相当感情的な総攻撃を食らう。
でも、お前ら批判する側のメディアの人間だって浮気ばっかりしてるだろ!! 私は知ってるぞ!
最近私がモテないのは、こんな男心を分からないからなのだろうか。
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やはり、物事は多面的に見て考えてみる事が必要なのではないのでしょうか。
それから、亡くなられた方には非常にお気の毒と思いますが、このような主張から思いつく事は「無意識な女性蔑視」の視点や考え方が自分達の中に潜んでいる事に驚かされます。