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出典
http://www.nkfocus.jp/warp/webapp/bbs/view?r=&meta_id=koreanews&id=6ac92ad29040a2a997a1ec6
中国の対朝投資が加速化 2006.03.28
北朝鮮の金正日国防委員長の中国訪問を契機に、中国が北朝鮮投資を加速化している。
昨年、北朝鮮に対して20億ドル規模の長期援助を提供する事にした中国は、アメリカを中心とする西欧諸国の経済制裁により深刻な経済難に陥っている北朝鮮を相手に、大々的な投資を行っている。
専門家達は中国の北朝鮮投資は、北朝鮮体制の崩壊による東北地域の不安定要因とアメリカの影響力増大の可能性を未然に遮断し、北朝鮮経済の対中依存度を高め、今後、北朝鮮を東北3省の開発に包括させようとする意図が濃いと指摘している。
これと関連して胡錦涛中国国家主席は、昨年10月に北朝鮮を訪問し、金正日国防委員長に北朝鮮と中国関係の3新概念を提示した。
北朝鮮と中国が新しい時代(新時期)、新しい形勢(新形勢)、新しい水準(新水準)という新しい局面に直面しているので、相互経済貿易協力を通じて共同発展を促進しようと提案したのである。
温家宝総理も去る1月に、中国の南部地域を巡回して立ち寄った金委員長に、政府主導で企業が参加して、市場が調節する経済協力方案を提示したりした。
当時、金委員長は初めて中国の改革方式を全面的に受け入れる事にしたと伝えられた。
金委員長の右腕である張成沢労動党第1副部長が、最近、金委員長の訪中日程をそのまま踏襲したことは、北朝鮮が中国式改革を受け入れると意思表示をしたものと解釈される。
中朝経済協力関係における新しい様相は、血盟関係に基盤を置いた過去の一方的援助から脱して、『交換し合う』再建型投資を進めているという点である。
香港時事週刊誌である亜洲週刊は、中朝経済関係が相互利益、共同発展の新しい時代に入ったと意味を付与した。
最近、幕を下ろした全国人民代表大会(全人大)及び前項人民政治協商会議(政協)の両会議で洪可柱全人大湖北省代表は、中朝接境都市である丹東に経済特区を設立する方案を提唱したした。
中国はまた、北朝鮮の豆満江流域の羅津港に対して、道路、港湾、公団建設に参加しながら、50年間の開発と使用権を持つ共同開発プロジェクトに本格的に取り組んだ。
貿易関係では『交換する関係』に転換する事にして、北朝鮮が提供できる最高の商品であるエネルギー資源に中国は関心を集めている。
中国は昨年12月に北朝鮮と5億ドル規模の海上石油共同開発協定を締結し、アジア最大の鉄鉱である茂山(ムサン)鉄鉱の50年採掘権を8億6千万ドルで入手する為の協議を行っている。
恵山(ヘサン)青年鉱山、会寧金鉱、満浦(マンポ)亜鉛鉱山、ヨンドン炭鉱に対する開発と採掘権交渉も進行中である。