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2006年04月01日08時24分
http://www.asahi.com/international/update/0401/002.html
中国が贈ろうとしていたパンダの受け入れについて審査していた台湾当局は31日、「台湾に来ることを認めない」と発表した。対中交流の制限に転じている陳水扁(チェン・ショイピエン)政権は、パンダを「統一工作の一環」とみており、受け入れを拒否した形だ。
動物学者、当局幹部ら13人が半年近く続けた審査会がこの日最終日を迎え、その「協議の結果」として発表された。希少動物を保護するワシントン条約などを基に検討したところ、現時点ではパンダの飼育環境が整っていない――とされた。
同条約ではパンダの「国際取引」を禁止し、最近では中国への返還後の香港に「国内取引」として贈られただけ。台湾内では対中強硬派が「受け入れれば台湾が中国の一部と認めることになる」と反対していた。
パンダ贈呈は、最大野党・国民党主席の昨年の訪中時、中国側が持ちかけた。