★阿修羅♪ > アジア3 > 1004.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□[パンダ]台湾が受け入れ困難と結論 事実上の受け入れ拒否/毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1816443/detail?rd
[パンダ]台湾が受け入れ困難と結論 事実上の受け入れ拒否
【台北・庄司哲也】中国が台湾への贈呈を提案した2頭のジャイアントパンダについて、台湾行政院農業委員会(農水省)の諮問会議は31日、「現段階ではワシントン条約に沿うことが出来ない」として受け入れは困難との結論を出した。台湾当局が最終決定するが、結論が覆る可能性は低く、事実上の受け入れ拒否となった。
パンダは昨年4月に台湾の最大野党・国民党の連戦主席(当時)が中国を訪問、60年ぶりに国共トップ会談が実現したことから、中台融和の証しとして中国側が贈呈を表明した。今年1月につがいを選定し、中国国内の公募で「団団(トアントアン)」「円円(ユエンユエン)」と名前も決まっていた。
だが、ワシントン条約で絶滅の恐れのある種に指定されているパンダは移動が厳しく規制され、輸出国および輸入国の双方が署名する証明書が必要となる。陳政権はワシントン条約に基づかない受け入れは「一つの中国」を認めかねないとの姿勢を崩さず、中台間で「国際取引」か「国内移動」かの駆け引きが行われていた。
陳水扁総統は23日、自らのウェブサイトに「贈り物にされるパンダはうれしくないだろう。パンダの生存の権利を奪ってはならず、自然に戻すことを中国政府に呼びかける」との文章を掲載し、受け入れ拒否の姿勢を示していた。
2006年03月31日21時03分