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イスラエル・ニュース   9/30
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投稿者 愚民党 日時 2005 年 10 月 01 日 04:51:19: ogcGl0q1DMbpk
 

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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122

本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(28日)国防軍がパレスチナへの攻撃を継続
★(29日)リクード内でシャロン氏の支持率上昇
★(30日)和平行程表は遵守するとシャロン首相
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2005年9月28日(水)
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*ハマスはイスラエルへの攻撃中止を宣言したが、昨日もスデロット市
にロケット砲2発が着弾。国防軍は引き続きガザに対する爆撃を継続
している。米国はイスラエルのガザ攻撃を支持した。(H,I)

*最新の世論調査でシャロン首相の支持率が上昇していることが判明。
ネタニヤフ氏が首相に不適任だとの意見は60%だったが、シャロン
首相が不適任とする意見は32%しかなかった。(P)

*国連のドガード調査官がパレスチナ国家建設に反対し、2民族国家を
作ることを提案。二民族国家案ではすぐにユダヤ人が少数派となる。
外務省は「治安を無視した一方的な案だ」と語った。(P,H)

*シャロン首相が米国のパーティーで1夫婦から法規制を超える1万ド
ルの政治献金を集めた疑いが出ているため、検察庁が政治家に順法を
呼びかけ。複雑な政党規制法の内容に注意を促した。(P,H)

*入植地の土地接収の法的根拠を作ったアルベック氏が68歳で死去。
「集落から声が届かない場所は国有地」というオスマントルコの慣習
法などから、無人の土地をイスラエルの国有地とした。(P,H)

*キリスト教との関係改善を目指す国会議員団が、BFP、CFIなど
クリスチャン・シオニズム団体をエルサレムで顕彰。(P)

*イスラム当局の神殿の丘での無断工事で捨てられた大量の土砂の中か
ら第一神殿時代の印章が発見されたと研究者が発表。(P)

*グリーンピースの活動家25人がハデラの火力発電所前で太陽光発電
への切替えを要求。業務妨害の疑いで8人が逮捕された。(P)

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2005年9月29日(木)
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*もし現時点でリクード党首選が行われると、大差でシャロン氏がネタ
ニヤフ氏に勝つとの党員調査結果。3週間前にはネタニヤフ氏がリー
ドしていたが、強気のパレスチナ対応で人気を回復した。(H,I)

*国防軍は引き続きガザへの空爆を断続的に続行中。西岸地区でもテロ
リスト拘束作戦を進めた。もしスデロットへの砲撃が続けば、さらに
空爆を激化すると、国防軍は警告している。(P,I)

*アッバス議長がエジプトでムバラク大統領と会談。エジプトがイスラ
エルとハマスの双方に攻撃中止を呼びかけるよう要請した。エジプト
政府は、イスラエル政府に攻撃中止を要請した。(P,H)

*イスラム聖戦がガザで行っていたラジオ放送を休止。扇動放送だとし
て国防軍の攻撃対象にされることを恐れたものと見られる。イスラム
聖戦は戦闘継続の方針を変更し、停戦に応じる方針を表明した。(P)

*危険物や事故の原因を無くするキャンペーンを5年間にわたって行っ
たラアナナ市が、WHOの安全都市認定を取得した。中東で初。(P)

*国防関係者が西岸地区の一方的分離を提言。外交交渉が進展しない場
合、防衛可能な位置で暫定境界線を引くとの内容。(H)

*米国のマーク・レビン監督が「シオン議定書」と題したドキュメンタ
リーを来月に発表へ。9月11日のテロ以後に、ユダヤ人陰謀説が再
び注目されている様子をレポートする内容。(P)

*バチカン図書館が、所蔵するマイモニデスの「ミシュネ・トーラー」
などユダヤ文献の彩飾写本をイスラエル博物館に貸与へ。同博物館の
40周年記念展示のため。(H)

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2005年9月30日(金)
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*防衛関係者が発表した西岸地区の一方的分離案を、シャロン首相が否
定。和平行程表にもとづき、和平を進める考えを示した。(H,P,I,7)

*国防軍は西岸地区でテロリスト拘束作戦を続行。アルアクサ殉教団の
幹部ら3人が戦闘で死亡した。自治政府のアッバス議長はイスラエル
の攻撃が和平の障害になっていると語った。(H,P)

*シャロン首相がシャスのイシャイ党首と会談し、予算案支持を交渉中。
身内の造反で実質的に少数与党となっているシャロン首相は、シャス
の連立入りを模索している。(H,P)

*西岸地区の自治政府統一地方選挙で、ファタハが60%の得票率。都
市部ではハマスが強かったが、地方ではファタハが圧勝。(H,I)

*自治政府が銃の携帯規制を開始。ガザの警察長官は「イスラエルが去
った今、治安部隊以外の武器は不要。今、街頭にある武器は全て犯罪
目的だ」と語り、徹底した取締りを行う考えを示した。(H,P)

*ヘブロンで入植者とパレスチナ人が乱闘。警察が入植者3人を違法集
会などの疑いで逮捕し、騒ぎを鎮めた。(H,P)

*ラマラ在住のパレスチナ人文学者ハルブ氏が、ノーベル賞候補にイス
ラエル人文学者のサミ・ミカエル氏を推薦。(H)

*ガザの北にある国防軍基地に、パレスチナから砲撃があった。(P)

*西ナイル熱の患者がこの夏に94人も発生。近年にない大きな流行だ
が、452人の患者が出た2000年に比べれば少ない。(P)

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 関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
  http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretzdaily.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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