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□ジュディス・ミラー記者、釈放される [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/09/post_5a94.html
09/30/2005
ジュディス・ミラー記者、釈放される
CIA工作員名漏洩事件で有罪を宣告され、現在服役中のニューヨークタイムズ紙ジュディス・ミラー記者が、収監されていたバージニア州郊外の「新世代刑務所」アレクサンドリア収容センターから急遽釈放された。
実際には記事化しなかったジュディス・ミラー記者と違い、CIA工作員の件を記事で書いたタイム誌マット・クーパー記者の情報源はカール・ローブ大統領主席顧問だったが、ミラー記者は情報源の名を明かし捜査協力することを拒んできた。それはジャーナリストとしてのプライドではなく、全てはブッシュ・ホワイトハウスへの忠誠のためであった。(あるいは、恐怖だ)
捜査を担当するフィッツジェラルド検事の捜査対象には、当時国務次官で現米国連「不良品」大使ジョン・ボルトン、副大統領補佐官ルイス・リビー、「フェラガモ大好き」現国務長官コンドリーザ・ライス、さらには「半人前」ブッシュ大統領自身も含め、ホワイトハウス関係者のほとんどが疑惑に関わっている。(執念深く事件を追跡する姿勢から、往年のFBI捜査官エリオット・ネスの再来と持ち上げられているシカゴのパトリック・フィッツジェラルド検事は、本気で大統領の首を狙っていると噂されている。)
ミラー記者が収監中に面会に応じた相手のリストに、現国連大使ジョン・ボルトン等ブッシュ陣営の大物が多数含まれていることは、大変示唆的だ。
実刑判決を受けて収監されてから、ミラー記者は刑務所生活の辛さに態度を変え、司法取引に応じる構えを見せている。イラク戦争開戦前に、ホワイトハウスの「大量破壊兵器プロパガンダ作戦」で重要な先導役を演じたミラー記者は、ブッシュ政権の「情報捏造工作」の秘密の一端を握っていると目されている。
釈放される直前に、ジュディス・ミラー記者はチェイニー副大統領の補佐官ルイス・リビーから電話で何かを耳打ちされている。ずっと法廷での証言を拒否してきたミラー記者が、偽証するにせよ真実を語るにせよ、いよいよ口を開くかもしれない。その際には、CIA工作員の件を最初に記事にしながら、(何らかの司法取引により)未だに罪に問われていない米保守派の大物(カール・ローブの友人)批評家ボブ・ノヴァックの動向も注目されるだろう。