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県外移設は困難 「普天間」で額賀氏が見解
在日米軍再編に向けた具体案づくりのため自民党日米安保・基地再編合同調査会の額賀福志郎座長、石破茂前防衛庁長官らは29日午後、キャンプ・コートニーにジョセフ・ウエーバー在沖米四軍調整官、嘉手納基地にジャンマーク・ジュアス司令官(准将)をそれぞれ訪ね意見交換した。その後、自民党県連三役と意見交換した。
具志孝助県連幹事長によると、額賀座長は普天間飛行場の県外移設をめぐり、「かなり難しい状況だ」と述べ、県外移設は困難との認識を示した。
具志幹事長は、岸本建男名護市長が、辺野古沖の普天間代替施設の現計画を変更し、リーフ内に規模を縮小した軍専用施設として建設する案を受け入れる余地があるとしている状況を説明した。
会談後、具志氏は「岸本市長はキャンプ・シュワブの陸上案は同意できないと言っている。それを代弁した」と説明した。これに対し、額賀氏は「地元が期待していた軍民共用の公約が見直される影響はどうか」「リーフ内の海上では反対派による阻止行動はどうなるか」などと述べたが、シュワブ内陸案、リーフ内規模縮小案の評価は避けた、という。
また額賀氏は、ジュアス司令官が、政府が断念した普天間飛行場の嘉手納基地への統合案について、「あり得ない。受け入れられない」と強調したことを明らかにした。
額賀座長は「抑止力を維持しながら、地元に集中している基地負担をどう解消するかがキーワードだ。地域の安全、現地の騒音など、地元の意見を聴いた上で、再編の中間報告までに党としての案を練りたい」と述べ、普天間飛行場の移設先の案を日米の中間報告前に提示する考えをあらためて示した。
調査会の一行は30日、キャンプ・シュワブなどを訪ねる。
(琉球新報) - 9月30日9時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000004-ryu-oki