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太平洋戦争当時学童を含む1400人以上が犠牲となった疎開船対馬丸の沈没事件で新たな人物の証言です。対馬丸を攻撃したアメリカ海軍の潜水艦、ボーフィン号の魚雷の発射を担当していた元乗組員が当時の様子を語りました。秋山記者のリポートです。
「対馬丸に多くの子供達が乗っていたことは知らなかった・・」
これはNPO法人琉米歴史研究会の喜舎場静夫さんが今年8月、対馬丸を撃沈させた潜水艦ボーフィン号の乗組員アーサー・カーターさんを訪ねて証言を得たものです。カーターさんは当時ボーフィン号で魚雷発射係を担当していました。対馬丸の撃沈についてカーターさんは次のように喜舎場さんに話したといいます。
喜舎場さん「対馬丸に子供達が乗っていたということは知らなかったと・・」ただ、対馬丸の無線を傍受した記録の中で、攻撃の前日の記録が削除されていたことなど不可解な点も多く喜舎場さんは今回の証言だけで判断することに疑問を投げかけます。
喜舎場さん「他の電報は残っていて対馬丸の情報だけがないのはおかしい・・もっと調査を深めたい」
対馬丸の撃沈の真相を知る上で当時の関係者からの証言が最も重要となりますが、あれからすでに61年、時間との闘いです。
http://www.qab.co.jp/01nw/index4.html
ブロードバンド(WMP)
http://www.qab.co.jp/ASX/05-09-28-04.asx
ISDN (WMP)
http://www.qab.co.jp/ASX/05-09-28-04s.asx
【関連】
■対馬丸調査ページ
http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/TSM/