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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(25日)ハマスが誤爆を理由にスデロットを砲撃
★(26日)国防軍がハマスとイスラム聖戦に反撃
★(27日)ネタニヤフ氏の「シャロン降し」は失敗
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2005年9月25日(日)
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*金曜にガザで行われたハマスのパレードで爆発があり、15人以上が
死亡。ハマスは「イスラエルの攻撃」だと主張し、ロケット砲数十発
をスデロット市に発射。イスラエル民間人5人が負傷した。(H,P,I,7)
*イスラエル国防軍はガザでの爆発に関与を否定。自治政府も爆発の原
因はハマスの誤爆だと発表した。これに対してハマスは激しく反発し、
「自治政府はイスラエルの代弁者」だと非難した。(H,P,I,7)
*イスラム聖戦も、先週に逃亡中のメンバーが国防軍に殺害されたこと
への報復として、スデロット市にロケット砲13発を発射したとする
声明を発表した。(H,P)
*シャロン首相の反撃命令を受け、国防軍がガザにあるハマスの爆弾工
場など数箇所に空爆を実施。また、ハマスとイスラム聖戦のメンバー
らの車をミサイル攻撃し、4人を殺害した。(H,P,I)
*自治政府のアッバス議長がエリコの監獄でゼエビ観光相暗殺犯や武器
密輸船の船長らに面会。彼らの釈放に向け努力すると約束した。(P)
*EU諸国と中東諸国が中東和平を考えるユーロメッド会議で、イスラ
エル支持が高まっている。ガザ撤退の次はパレスチナがテロ組織を解
体すべきだとの認識が広がっているという。(P)
*北部の消防隊員がストライキ。財政破綻のため給料は遅配になり、防
火服などの装備も新調してもらえないという。(P)
*ユダヤ新年を10日後に控え、アシュケナジのユダヤ人が悔い改めの
祈りを開始。セファラディはすでに2週間前から始めている。(7)
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2005年9月26日(月)
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*10月2日に予定されていたシャロン首相と自治政府アッバス議長の
会談は中止。紛争の再燃に加え、パレスチナ議会が治安維持失敗の責
任を問い、クレイ内閣に不信任案を提出しているため。(H,P)
*シャロン首相が昨夜、リクードの集会で演説を行おうとしたところ、
マイクが故障。首相は「ネタニヤフ陣営の妨害工作」だとして退席し
た。ネタニヤフ陣営の関係者はさらに妨害を行うと語った。(H,P)
*イスラエル国防軍はガザに向け引き続き激しい攻撃。ハマスは当初、
報復を宣言していたが、その後に停戦宣言を出した。しかし、まだス
デロット市へのロケット砲撃は続いている。(H,P,I)
*国防軍は西岸地区でハマスやイスラム聖戦のメンバー200人余りを
一斉拘束。さらにガザ周辺に国防軍を集結させた。(H,P,I)
*イスラエルの反撃は過剰だと自治政府のアッバス議長が非難。しかし
ハマスに対しては、爆発の原因が自らの失敗であることを認めるよう
求めた。ハマスは過去にも多くの誤爆事故を起こしている。(P)
*米国はイスラエルのパレスチナに対する反撃を容認。EU外相もパレ
スチナはガザの治安維持で能力を世界に示すべきだと語った。(H)
*テロ組織への資金の流れを止める方法を協議するため、アラブ14カ
国がベイルートで今日から会議。昔から存在し、管理が難しいヤミ送
金システム「ハワラ」への対策などが検討される見込み。(P)
*イラクの治安維持などの問題で、米国がシリアへの圧力を強めている
ことについて、エジプトなどアラブ各国が懸念を表明。(P)
*エイラットでユダヤ人墓地に対する破壊行為。多数の墓やトーラーの
巻物などが破壊された。犯行グループや動機については不明。(H,P)
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2005年9月27日(火)
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*リクード党中央委員会で、党首選の繰上げ提案が僅差で否決。シャロ
ン首相に勝てなかったネタニヤフ氏は「首相は半数近い反対意見に耳
を傾けよ」とする敗北宣言を出した。(H,P)
*先週水曜から行方不明になっていたエルサレム住民の遺体がラマラ近
郊で発見。犯人としてハマスのメンバー1人も逮捕された。ハマスは
最近、イスラエル人の誘拐を目指していた。(H,P)
*ヨルダンのアブドラ国王がイスラエルとパレスチナを訪問する予定を
延期。ガザ情勢の悪化が理由か。ガザ撤退を機会に平和が進むよう、
イスラエルとパレスチナに促すのが狙いだった。(P)
*イスラエルの労働党と、ファタハの代表がスウェーデンで会談。双方
の国を代表するものではなく、党としての意見交換を行う。(H,P)
*アルアクサ殉教団がイスラエルへの内通者とされる男性を処刑。国防
軍がパレスチナ内部に情報網を浸透させているため、パレスチナのテ
ロ組織などが内通者を多数処刑している。(H)
*入植地の撤去後、ガザ住民のイスラエルやエジプトへの通行が制限さ
れ、患者の治療に支障が出ていると医療人権団体が懸念を表明。(P)
*マサダ要塞のシナゴグに、2000年ぶりにトーラーの巻物。(P)
*ヨッパ旧市街に海岸整備計画。長年にわたりゴミ捨て場となっていた
地域に、地元のアラブ人とユダヤ人が協力して再開発を行う。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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