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米国の入国管理局がロバート・フィスクの入国を拒否/2年前のバスラ英軍による拘留者暴行致死事件
http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/627.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2005 年 9 月 25 日 23:39:23: oswAM6lqBSCW6
 

SantaFeNewMexican
http://www.freenewmexican.com/
http://www.freenewmexican.com/news/32812.html
TruthSeeker
http://www.thetruthseeker.co.uk/article.asp?ID=3615

■Lannan speaker delayed in Canada
 ランナンの企画への出演者がカナダで足止め
 US Immigration Officials Bar Robert Fisk
 米国の入国管理局がロバート・フィスクの入国を拒否

<In brief, 09/22/2005>
By THE NEW MEXICAN
September 22, 2005

U.S. immigration officials refused Tuesday to allow Robert Fisk, longtime Middle East correspondent for the London newspaper, The Independent, to board a plane from Toronto to Denver. Fisk was on his way to Santa Fe for a sold-out appearance in the Lannan Foundation’s readings-and-conversations series Wednesday night.
米国の入国管理局は、ロバート・フィスクク(ロンドンのインディペンデント紙の長年にわたる中東特派員)に入国許可を与えることを拒否した。フィスクは水曜日【9月21日】の夜に予定されていた、チケットが売り切れ状態のランナン財団の企画「読書と会話シリーズ」に出演するため、サンタフェに向かう途上にあった。
【トークショーの情報:http://www.lannan.org/lf/rc/event/robert-fisk/

According to Christie Mazuera Davis, a Lannan program officer, Fisk was told that his papers were not in order.
ランナンの企画担当クリスティー・マズエラ・デイビスによれば、フィスクは彼の書類が整っていないということだと伝えてきた。

Davis made last-minute arrangements Wednesday for Amy Goodman, host of Pacifica Radio’s daily news show, Democracy Now!, to interview Fisk via satellite from a television station in Toronto. He appeared on a large screen onstage at the Lensic Performing Arts Center.
デイビスは水曜日に、パシフィカ・ラジオで放送されている日々のニュース番組「デモクラシー・ナウ!」の司会者エイミー・グッドマンと最後の打ち合わせをし、トロントのテレビ局から衛星中継でフィスクにインタビューすることができるよう取り計らった。それによりフィスクはレンシック・パフォーミング・アーツ・センターの舞台に設置された大型スクリーンに姿を現わした。
【会場:http://www.lensic.com/

The controversial British journalist, who is based in Beirut, filed many eyewitness reports on the U.S. invasion of Iraq and criticized Western reporters for “hotel journalism ,” a phrase he coined to describe correspondents who covered the war from heavily fortified hotel suites and offices.
ベイルートを基点に活動するこの話題の英国人ジャーナリストは、米国のイラク侵略に際して多くの目撃証言記事を書き、配信した。そして極度に防備されたホテルのスイートルームやオフィスから戦争を報道している特派員たちについて指摘し、「ホテル・ジャーナリズム」という語句を考案して西側の記者たちを批判した。

 
★ロバート・フィスクが米国に入国を拒否されたのは、公平な措置として書類に何らかの問題があったのか、それとも9月24日に予定されていた連帯的な反戦デモや、各地で高まるイラク撤退要求の動きなどを考慮して、要注意人物として当局にマークされていたのかは判然としませんが、近ごろ起こったバスラの英国人諜報工作員による車両爆弾テロ未遂事件を思うと、米国民に向けた講演を行うのもよいですが、今こそロバート・フィスクのような現地取材型の(特に英国人の)ジャーナリストがバスラに飛んで行き、事の詳細を徹底取材してほしいものです。

以下の記事は2年ほど前にバスラで起こった英軍による容疑者暴行致死事件に関してロバート・フィスクがかなり突っ込んだ取材を行ったもので、英軍の横暴さをよくあばき出しています。英軍の治外法権というか、英軍に対するイラク警察の無力さを物語る記事としても、今回の諜報工作員テロ未遂事件に通ずる点が多いでしょう。
かなりリアルな内容で、或るバスラの警官がホテルに勤務していた自分の息子を英軍に誤認逮捕されることから始まる事件です。彼は警官として息子が拘束されるその現場に居合わせ、連行される息子に「すぐに釈放されるだろうから安心しろ」と言って聞かせます。しかし数日後に帰ってきたのは、酷い暴行を受けた痕跡の残る息子の遺体であり、一緒に拘束され暴行を受けて重体となった息子の同僚から、その時の壮絶なリンチの模様を聞かされます。そして父親である警官は英軍を信用したことを悔やみ、逮捕当日を振り返り、現場ホテルの合同捜査のときに金庫からカネを盗んでいた英軍兵士の行為を目撃し、それを自分が英軍指揮官の耳に入れたので数人の兵士らに恨みをかったことなどに思い当たります。

イギリス軍兵士らが集団暴行(頭にフードを被せて蹴りつけるなど)によりイラク人拘留囚を殺害 [Independent by R.Fisk]
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/423.html
投稿者 ファントムランチ 日時 2004 年 1 月 10 日 23:08:40:oswAM6lqBSCW6

英軍は今回、2人の諜報工作員奪回のため牢破りを行った言い訳に、イラク人警察が武装組織と繋がりをもっていて2人を危険なグループに引き渡そうとしていたなどと主張し、英国のメディアの中にはバスラ警察内には政治的暗殺や殺人、密輸、強盗などに関っている者が大勢いるなどと書いている新聞もあります。しかし2年近く前のこのフィスクの記事と照らし合わせてみれば、英軍こそがそのような非道な犯罪を繰り返し、罪人の英兵を匿い、被害者を見捨て、そして後始末の責任をとらないということがよく分かります。

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