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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/09/22 タルアファルでイスラム・メモ通信員が暗殺される
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106454750?page=1#106454750
2005/09/25 (日)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 転送・転載可
編集・発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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※ 今日紹介する主な内容 ※
2005年9月22日付
◇タルアファル: イスラム・メモ通信員が暗殺された
◇サマッラ: 米軍攻勢を警告され市民数千人が避難
◇ドルイヤ: 米軍の空襲で一般市民4人死亡
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◆イラク・レジスタンス・レポート 9月22日 木曜
◆Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 22 September 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/0905/iraqiresistancereport_220905.htm
★ニネベ州 Ninwa Province
◇タルアファル: イスラム・メモ通信員が暗殺された
Mafkarat al-Islam correspondent murdered
タルアファル在住のイスラム・メモ通信員が22日朝、自宅で暗殺されて
いるのが発見された。彼のレポートは米軍に封鎖された市内からわずかに届
けられる記事であった。
サリム・ツマハ・ハタブ・アル・ジャブリ(25歳)は2日前の9月20
日にレポートを届けたが、それは『米軍攻勢で一般市民の死者続出。子ども
72人、女性53人が殺された−−医療関係者が報告』という記事だった。
サリムの兄弟がイスラム・メモの編集局に、サリムは2日朝、胸と首、頭
に銃弾を浴び、ベッドで死んでいるのが発見されたと伝えた。その兄弟は、
米軍の爆撃を避けるために彼は母親と兄弟たちを市外に移動させており、当
時、サリムの家には誰も同居者はいなかったと話した。サリムはアメリカ軍
が攻勢をかけていたタルアファルに残って、市内からニュースを送った。
サリムの親類はシーア派の排他的宗派主義のバドル旅団が暗殺を実行した
と非難した。バドル旅団は2003年春のイラク侵攻で米軍に合流し、その
後は傀儡(かいらい)警察や治安部隊に入ってアメリカの占領に奉仕してお
り、連続して起こる一連の排他的宗派主義の誘拐(ゆうかい)、拷問(ごう
もん)、暗殺に関係してきた。
タルアファルがアメリカ軍の猛攻に抵抗するようになると、サリム・アル
・ジャブリはその市内からニュースを伝える決意をした。米軍のタルアファ
ル攻撃が始まったとき、彼は市内で密かに活動する3人の記者のうちの1人
となり、米軍はアメリカ人の許可なしに市内から記事を届けるジャーナリス
トを逮捕・拘留してきた。戦闘が激しくなったあとは、サリムは包囲された
タルアファルで仕事を続ける唯一のジャーナリストであったと22日にイス
ラム・メモが報じた。
サリム・アル・ジャブリは『イスラム・メモ』で働く前、2002年にモ
スル大学の経済・経営学部を卒業し、モスルの『アル・ハドバ』紙や『アル
・イラク』紙などイラクの通信社および新聞社数社に勤務した。イスラム・
メモでは暗殺されるまで10ヶ月働いた。
イスラム・メモは既に多くのジャーナリストが占領下のイラク取材に従事
していて殺されてきたが、22日午後7時40分の速報では、タルアファル
に活動拠点を再組織するまで、しばらく同市からの報道が困難になるだろう
と読者にことわりを述べた。
★サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: 米軍攻勢を警告され市民数千人が避難
Thousands flee Samarra’ following threats by US puppet regime to launch military offensive
1200家族以上がサマッラ市からティクリート方面へ避難した。米国の
任命した「イラク国防大臣」サドゥーン・アッ・ドレイミが、米軍および傀
儡軍はイラク・レジスタンス勢力を排除するためにサマッラ市に攻勢をかけ
ると警告したことによる。
サマッラ在住のイスラム・メモ通信員は、避難家族たちの大部分が同市郊
外ではイラク傀儡軍によって屈辱的な捜索を受けなければならなかったと話
したことを報じた。
市内にある数十の商店が店を閉め、公共機関と他のサービスが閉鎖・閉店
されたと同通信員が伝えた。学校が再開されたと語った地元首長の弁はウソ
だった。同市への軍事攻勢があることを恐れて、開いている学校は「サマッ
ラには1つもない」。
◇ドルイヤ: 米軍が封鎖、爆撃、民家への襲撃を続行
US continues blockade, bombing, house raids on ad-Dulu‘iyah
米軍は22日、バグダッドの北方にあるドレイヤ市への封鎖を続けた。イ
スラム・メモは22日午前9時40分の速報において次のように報じた−−
記事を書いている時点で、アメリカ兵はジャブル地区を封鎖し、家から家へ
の急襲と捜索行動を遂行している。
ドルイヤにいるイスラム・メモの通信員は、市内住民が米軍機は21日夜
と22日朝に市内を爆撃し、一般住民の家屋を標的にしたと語っていること
を報じた。アメリカ軍の攻撃で、女性2人を含む4人の一般市民が殺され、
他の3人が負傷した。ドルイヤ総合病院のウサマ・アル・バズ医師は、負傷
者2人が重態だと話した。
ジャブル地区の住民は、イスラム・メモの取材に、特に米軍に雇われた運
転手の1人が、2日前にレジスタンスからトラックを待ち伏せされて破壊さ
れ、捕らえられたという説明のあと、アメリカ軍が多くの家を急襲・捜索し
たと語った。
★ニネベ州 Ninwa Province
◇タルアファル: イスラム・メモ通信員が暗殺された
★アンバル州 Al-Anbar Province
◇ラマディ: 朝の戦闘で米兵1人死亡
◇ 同 : 戸別の急襲・捜索作戦を前に、米軍が住宅地を包囲
◇同160キロ地点: レジスタンスが米軍車列を待ち伏せ攻撃
◇バグダーディ: 米アイン・アル・アサド基地にミサイル攻撃
◇アブグレイブ: 米軍パトロールに自動車爆弾で突入
◇ファルージャ: 傀儡警察のパトロールを待ち伏せ攻撃
★バグダッド Baghdad
◇道路脇爆弾で米パトロール兵2人死亡
◇米軍装甲車部隊を道路脇爆弾が襲う
◇傀儡部隊を狙ってレジスタンスの爆弾攻撃
★サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: 米軍攻勢の切迫で数千人が市から避難
◇ドルイヤ: 米軍が封鎖、爆撃、民家への襲撃を続行
★ディヤラ州 Diyala Province
◇ミクダリヤ: レジスタンスが米・イラク軍パトロールを待ち伏せ攻撃
★タミン州 At-Ta’mim Province
◇ハウィジャ: 傀儡警察がスンニ派住民を大量逮捕
◇キルクーク: レジスタンスが空港の米軍基地司令部を迫撃砲攻撃
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イラク・レジスタンス・レポート
日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
Iraqi Resistance Report :
Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
member, editorial board, the Free Arab Voice
イラク情勢ニュース URUK NEWS
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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