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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(21日)カルテットがテロ組織の武装解除を要求
★(22日)日本などの援助でガザに５０００戸の住宅
★(23日)エジプトの禁輸措置が仮庵の祭りに影響
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2005年9月21日（水）
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＊国防軍が西岸地区の４入植地から撤退完了。多数のパレスチナ人が跡
地に乱入し、残っている品物を略奪した。(P,H,7,I)
＊ニューヨークで中東カルテット（ＥＵ、国連、米、ロシア）が会議。
イスラエルに対して、西岸地区での入植地建設中止を求めたが、パレ
スチナに対してもテロ組織の武装解除を求めた。(P,H,I)
＊ナチ戦犯を追跡するシモン・ウィーゼンタール・センターを設立した
ウィーゼンタール氏がウイーンの自宅で死去。９６歳だった。(H,P)
＊ウジ・ダヤン氏の研究所が西岸地区の撤退案を発表。今後３年以内に
３２入植地から２万人を退去させ、暫定境界線を作るとの内容。(H)
＊国防軍の教材中に、聖書の内容は全くの作り話だなどとする論文。宗
教政党の非難を受け、国防軍は記事を削除することに同意した。(H)
＊エルサレムにチーフラビを任命することを求め、世俗派の野党が最高
裁に訴え。チーフラビの任命で正統派の権力闘争を表面化させ、正統
派の票を割るのが狙いと見られている。(P)
＊ガザとエジプトの国境が開いていた間に１００人以上の女性が花嫁と
してエジプトからガザ入り。ガザの方が暮らしが良いため、家族も娘
にガザ行きを勧めているという。(P)
＊インドでヒンズー教式の結婚式を挙げたイスラエル人のカップルが、
式中にキス。激怒した僧侶が警察に通報し、２人は罰金刑に。(H)
＊カイザリヤで巨大なビザンチン時代の鳥獣モザイクの発掘作業が完了
し、一般公開。入場無料で、誰でも見ることが出来る。(P)
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2005年9月22日（木）
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＊カルテットがテロ組織の武装解除を要求したことに、自治政府もハマ
スも反発。内政問題に口出しするなとの声明を出した。(P,H,I)
＊武装勢力の勢力拡大で自治政府は崩壊寸前だと、シンベトのディスキ
ン長官が報告。また、国境が開いていた間にエジプトから高性能ミサ
イルがガザに入ったかどうかはわからないと語った。(P,H,I)
＊ナブラスで自治政府の元内相のハッサン氏に対する暗殺未遂事件。フ
ァタハ傘下のアルアクサ殉教団は以前からハッサン氏に対する脅迫を
繰り返し、ナブラスに来れば攻撃すると予告していた。(P)
＊サマリヤの国防軍基地にパレスチナ人が侵入。停止命令を無視し、兵
士の銃撃を受けて死亡した。この基地は撤退予定になっていたため、
周囲のフェンスが撤去されていた。(P,H)
＊シュトットガルトの空港工事現場で第二次世界大戦中のものと見られ
る３４の遺体。収容所から空港建設に動員されたユダヤ人か。(H)
＊自治政府がガザの入植地跡に５０００戸の住宅を建設へ。主にアラブ
諸国と日本が資金を援助する。ガザは２０年で２倍の勢いで人口が増
加しており、いくら住宅を建てても足りない。(H)
＊マナセ族だとされるインド人２００人が現地で改宗手続を完了。マナ
セ族だと言われる人々は、すでに８００人が帰還している。(7)
＊アダルトサイトを閲覧しようとすると警告と同時にコーランの一節を
表示する「イスラム系」ウイルスが出現。アダルトサイト閲覧に警告
を出す以外の「悪事」は行わないという。(P)
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2005年9月23日（金）
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＊党首選の繰上げ実施を決めるリクードの委員会投票を月曜に控え、シ
ャロン降ろしを目指すネタニヤフ陣営とシャロン陣営の争いが激化。
ネタニヤフ氏が優勢だったが、シャロン氏が僅差に迫った。(P,H,7)
＊リクードが党首選の繰上げを決めた場合、シャロン氏は新党を結成し、
総選挙に打って出るとの観測も。「シャロン党」が誕生すればかなり
の支持が集まるとの世論調査結果が出ている。(P,H,I)
＊ガザの武装勢力が武器の屋外での携帯禁止に同意したと、自治政府の
アッバス議長が発表。合意は土曜日から発効する。(P,H)
＊ツルカーム近郊で国防軍がイスラム聖戦の逃亡テロリスト２人を殺害。
拘束作戦で銃撃戦となった。国防軍兵士２人も負傷。(P,H)
＊パレスチナ自治政府のアルキドワ外相が国連で演説。イスラエルのガ
ザ撤退は不完全だとイスラエルを激しく非難した。(P)
＊ガザとエジプト間の国境封鎖でエジプト側に取り残されたガザ住民を
帰還させるため、今日、国境で特別通過。エジプト側に取り残された
ガザ住民とエジプト警官の争いも発生している。(H)
＊２００１年ごろ、米国がイスラエルのテロリスト暗殺作戦に反対して、
軍事部品のイスラエルへの輸出を中止していたことが判明。しかし、
９月１１日の同時多発テロで禁輸措置は解除されたという。(P)
＊エジプトがなつめやしの枝を輸出禁止に。レビ記２３：４０に従い、
仮庵祭では多くのなつめやしの枝が使われるが、イスラエルはその９
割をエジプトから輸入していたため品薄と高価格が懸念される。(P)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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