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□イラクにおけるイギリスの陰謀 [IRIBラジオ日本語ニュース・解説]
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.thu.htm#kaisetu
イラクにおけるイギリスの陰謀
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イラク南部の各地で、イギリス占領軍に対するデモが繰り広げられる中、イギリスのリード国防相は、イラクでのイギリス軍の任務遂行を強調しました。政治評論家によれば、このリード国防相の発言は、民衆扇動以外の何ものでもなく、通常の外交的な贅言を並べたにすぎません。なぜなら現在、イギリスもまたアメリカと同様、イラクに混乱を招こうとしていることが、明らかになっているからです。イラク南部のバスラで、イギリス軍は、拘束されていた兵士2名を救出するために、刑務所に装甲車で突入しました。この攻撃は、多くの事実を物語るものです。
この2名のイギリス軍兵士は、爆発物を保持ししており、3日前にイラク軍によって拘束され、バスラの刑務所に移送されていました。彼らが、アラブ人の服装をしていたということは、それ自体、考慮に値します。また彼らは、バスラにあるシーア派の聖地における爆発を企んでいました。こうしたことから、この2名の兵士は明らかに罪を犯したのであり、処罰を受けて当然です。しかしながら、イギリス占領軍は、この2名の兵士が拘束されていた刑務所を攻撃し、建物を破壊してこの2名を脱出させました。彼らは、シオニスト政権・イスラエルの諜報機関モサドとつながりがあり、彼らの目的は、イラクの情勢悪化、混乱の高まり、グループ間の対立の激化にあるのです。こうした中で、イギリス軍は、この2名の罪が裁かれることを嫌い、彼らを脱出させました。多くの政治関係者は、モサドと関係のある彼らをイギリス軍が救出したことは、イラクでの情勢不安、爆破テロ、混乱の黒幕が、米英軍の当局である事実を物語っているとしています。
彼らは、このような行為を、架空のスンニー派グループの仕業であると見せかけ、これによって、スンニー派とシーア派の間に亀裂を生み出そうとしていますが、こうした企みは失敗に終わっており、イラクの民族、宗教のグループ間では一部、合意が実現しています。こうした中、イギリス政府は、同国軍がイラクで犯した罪に対する責任をとるべきでしょう。国際社会から見れば、世界のいかなる場所においても、占領軍による混乱や破壊行為を正当化できる理由は存在しないのです。