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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/09/19,20
http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/542.html
投稿者 white 日時 2005 年 9 月 22 日 22:57:31: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/09/19,20

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106447192?page=1#106447192

2005/09/22 (木)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可
  編集・発行 山本史郎 
  webサイト 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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           ※ 今日紹介する主な内容 ※

2005年9月19日付
 ◇タルアファル: レジスタンスのある指揮官にインタビュー
   ※市内に配置されたレジスタンスの写真
 ◇タルアファルで激しい戦闘が勃発
 ◇米海兵隊の集結地にあるタバコ店を爆破=ブービー・トラップ

2005年9月20日付
 ◇アミリヤト・アル・ファルージャ: 米軍が夜間外出禁止強める
 ◇タルアファル: 米軍攻勢で一般市民の死者続出
   ※野外病院に運ばれた犠牲者の写真

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◆イラク・レジスタンス・レポート 9月19日 月曜
◆Iraqi Resistance Report for events of Monday, 19 September 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/0905/iraqiresistancereport_190905.htm

★ニネベ州 Ninwa Province

◇タルアファル: レジスタンスのある指揮官にインタビュー
Interview with field commander in Tall ‘Afar

 西欧メディアおよびアラブ・メディアによる多くの報道とは違って、イラ
ク・レジスタンスはまだイラク北部の都市タルアファルで戦っている−−市
内にいるイスラム・メモ通信員が19日に伝えた。

 同通信員は、市内でレジスタンス勢が米軍とイラク傀儡(かいらい)軍を
攻撃しているばかりでなく、いくつかの地域、とくにシュルタ、サライ、ム
アリミンの住宅地と市場地域を掌握していると書いた。レジスタンスが支配
している地域はタルアファルの55%になる。

 レジスタンスがタルアファルでまだ戦闘中だと示すために、通信員はみず
からの記事に写真をつけた。
 http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=82172

 通信員が19日午前6時に出かけたところ、さまざまな武器を持ったレジ
スタンス戦士が市内各所に配置されているのを観察することができた。戦士
たちは顔を隠したあと、彼らの写真を撮影して、レジスタンスが同市内で米
軍と傀儡軍を激しく攻撃していることを外の世界に伝えることを許可した。

 イスラム・メモの通信員はアブ・ハティムと名乗るあるレジスタンス部隊
の指揮官に出会った。何十人ものレジスタンス戦士が殺され捕らえられたと
いう傀儡政権の発表について尋ねると、アブ・ハティムは、殉教した(戦死
した)レジスタンス戦士の総数は40人を超えることはないと答えた。その
多くは米軍機の爆撃で死亡したもので、占領軍との直接の衝突で死んだので
はない。

 アブ・ハティムは、すべての戦士は死ぬまで戦うことを誓っていかなる事
態にも備えているので、傀儡政権が多数を捕らえたという主張よりは、殺し
たという主張の方が正しいだろうと(皮肉まじりに)説明した。

 アブ・ハティムは戦闘で死亡した米兵とイラク傀儡軍兵士の数について、
「狙撃によって35人のアメリカ兵を殺したが、ロケット弾と榴弾(りゅう
だん)、市内の全道路に仕掛けた爆弾によってどれほどの敵を殺したかは数
えてない」と断言した。

 レジスタンスの受けとるニュースが乏しく、また彼らの戦果のほとんどが
報道されていないことについて通信員が尋ねると、アブ・ハティムは次のよ
うに答えた−−「その必要はない。われわれは戦闘の大部分を撮影している
し、まもなく報道するつもりだ。そのためにカメラマンを市内に入れて、ア
メリカ兵の市外や車両の残骸を撮影させており、人々に公開する」。

 レジスタンスは市内でいつまで戦い続けるのかという質問に、アブ・ハテ
ィムは、「神が決めたことでありわれわれが望んだのではない。だから神の
意思であるかぎり、われわれは市内にとどまって戦闘を続ける。背中をみせ
て逃げだすことはしない。神に誓う」と答えた。


◇19日夜、タルアファルで激しい戦闘が勃発
Heavy fighting breaks out Monday night in Tall ‘Afar.

 19日夜9時20分に届いた速報において、タルアファルにいるイスラム
・メモ通信員は次にように伝えた−−この記事を書いている時点で、断続的
だが激しい軍事衝突がタルアファルで展開されている。特に市場地区では、
レジスタンス戦士が米軍およびイラク傀儡軍の部隊と戦闘中である。

 レジスタンス側が迫撃弾とロケット弾をその地域の主要道路に集結する米
軍と傀儡軍に激しく浴びせていると通信員は報じた。この記事を書いている
とき、米軍と傀儡軍はその通りから撤退しているようにみえた。炎を吹きあ
げたブラッドリー戦闘車両は、向きを変えて逃げようとしたとき、明らかに
砲弾が命中したものだ。

 一方、市の西側は米軍機から激しい空爆を受けている。爆撃と戦闘が激烈
なため、通信員はみずからその地域に行って確認することができなかった。


◇米海兵隊の集結地にあるタバコ店を爆破
Resistance blows up cigarette stand amidst gathering of Marines

 イラク・レジスタンスはシュルタ地区にあるタバコ店を爆破した。米海兵
隊の歩兵部隊が集結している真正面だった。現場のすぐ近くにいたイスラム
・メモの通信員は、米軍ヘリが飛来して搬送する大勢の死傷者を目撃した。

 タルアファルにおいて、米・イラク軍に対して仕掛けたブービー・トラッ
プをレジスタンスが爆発させたのは、これで3度目である。

 これとは別の話として、米軍機は市内にあるモスクに新たな攻撃を遂行し
た。米軍は「尖塔の街ファルージャ」でイスラム教の礼拝所を破壊し、つい
でカイムのイスラム寺院を攻撃し、今、タルアファルで同じ攻撃をくり返し
ている。


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◆イラク・レジスタンス・レポート 9月20日 火曜
◆Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 20 September 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/0905/iraqiresistancereport_200905.htm

★アンバル州 Al-Anbar Province

◇アミリヤト・アル・ファルージャ: 米軍が夜間外出禁止強める
US forces blockade ‘Amiriyat al-Fallujah impose curfew

 20日正午、バグダッドの西方約60キロにあるファルージャ南郊のアミ
リヤト・アル・ファルージャに、米軍が夜間外出禁止令を宣言し出入りを封
鎖した。

 同地区にいるイスラム・メモの通信員は、空からヘリの支援を受けて米軍
車両が街に入って陣地を構え、同時に別の米軍部隊が街を封鎖してあらゆる
出入りを禁止した。

 同通信員が伝えたところによると、米軍は時間を特定することもなしに夜
間外出禁止を宣言し、子どもでさえも家屋の外に出ることを許していない。

 地元住民は、この封鎖と外出禁止令が課せられた理由は、街の米軍司令部
が19日夜レジスタンスからロケット弾で攻撃されたことだと考えている。
この攻撃で米占領軍の施設は炎上して煙をあげ、多数の犠牲者を搬送するた
めに、大型の輸送ヘリ・チヌークが着陸した。


★ニネベ州 Ninwa Province

◇タルアファル: 米軍攻勢で一般市民の死者続出
Civilians continue to die as American offensive on Tall ‘Afar

 米軍とイラク傀儡軍の攻撃を受けているタルアファルの中心部にいるイス
ラム・メモの通信員は、19日夕、やっとのことで市西部に設営された野外
病院にたどりつき、米軍と傀儡軍が「テロリスト」と呼んでいる住民の遺体
を写真におさめた。

 民家とアパートに対する米軍の砲・爆撃で、子ども72人と女性53人が
殺された−−同通信員が報じた。この数字はタルアファルの野外病院医師か
ら同通信員に示された公的な発表である。

 医療関係者はイスラム・メモに次のように語った: 「市内における残忍
な戦闘のために、死亡者の数は増え続けている。特に、逃げることができな
いで家屋に閉じこめられた家族がまだ残っている」。

 その医療関係者は、レジスタンス戦士の遺体は一つも野外病院に運ばれて
きてないと話した。「その理由は、彼らの同僚が殉教した戦士の遺体を庭先
や歩道、駐車場、公園などに埋葬しているからだ」。

 タルアファルの戦闘で死亡した一般市民は18人以下だと傀儡政府の「国
防大臣」が発表したことについて質問すると、この医療関係者は、もし本当
の数字が明らかにされると、政府がイラク国民との関係でやっかいなことに
なるのだろう、と指摘した。「彼らの信頼は揺らぐだろうし、既に完全に揺
らいでいる」と彼は観察していた。

 イスラム・メモは信仰上の配慮から米軍の攻撃で殺された女性の写真を掲
載しないできた。またイスラム・メモによると、米軍はこの医療施設の写真
が外の世界に伝わることを恐れて、この野外病院にはいかなる独立系特派員
も近づけないようにしてきた。したがって、イスラム・メモがこの写真を提
供することができたことは、きわめて困難な状況下でのことと言える。

 写真は次のURL:
 http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=82373


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イラク・レジスタンス・レポート
 日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
    イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
 英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
    Iraqi Resistance Report : 
    Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
    member, editorial board, the Free Arab Voice 
 イラク情勢ニュース URUK NEWS
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
 メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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