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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(18日)シャロン首相がハマスの政治参加に反対
★(19日)イスラエルのほぼ全土で今秋初めての雨
★(20日)ガザとエジプトの国境はやっと封鎖完了
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2005年9月18日(日)
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*シャロン首相がハマスの自治政府選挙参加に反対を表明。イスラエル
殲滅を標榜する武装勢力の選挙に協力は出来ないと語った。自治政府
は、この発言でさらにハマスが勢力を増すと懸念を表明。(P,I,7)
*国連本会議で演説したイランのアフマディネジャド大統領が、核兵器
の製造は国の不可侵の権利だと主張。イスラエルが核兵器の技術や資
材をどこから入手したのかを捜査する必要があると語った。(H)
*パキスタンのムシャラフ大統領が米国ユダヤ人協議会で演説。イスラ
エルとの関係改善に意欲を表明したが、イスラエルのパレスチナ占領
が世界のイスラムテロの原因だと語ったことに懸念の声も。(P,H)
*シャロン首相とヨルダンのアブドラ国王が米国で会談。(P)
*2001年に着任した米国のイスラエル駐在大使クルツェル氏が任務
を終えて帰国へ。新任大使はジョーンズ氏。(P,I)
*イギリスがイスラエル国防軍幹部に対する戦争犯罪容疑での逮捕状を
取り消し。しかし「イギリス国内にいないため管轄外」との理由であ
り、同様のケースが再発する可能性は残っている。(P,H)
*オーストリアの警察が、2002年にシャロン首相が収賄したとの疑
いを持っていることが判明。議員の間からはイスラエルの検察による
厳正な調査を求める声が高まっている。(P,7)
*強制退去を受けた入植者の多くが、補償交渉を拒否して政府提供のホ
テルに滞在中。政府はホテルの宿泊料を自己負担にする方針を表明し
たが、元入植者らは政府の補償が不十分だと反発している。(P,7)
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2005年9月19日(月)
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*2000年に発生したアラブ系市民の暴動で、警官の銃撃により13
人が死亡した事件について警察官を起訴しないことが決定。アラブ系
市民からは大きな非難の声が起こっている。(P,H)
*武器携帯を禁止する自治政府令を無視して、ハマスがガザで大規模な
武装デモ。ハイファ、ガリラヤなどイスラエル全土を武力で解放する
と宣言した。ガザ各地でハマスの実効支配が進んでいる。(H,P,I)
*エジプト軍とパレスチナ自治警察がガザ国境地帯をほぼ封鎖。しかし、
この1週間で大量の麻薬が子供などを使ってガザに流入しており、摘
発された量だけで約1トンに達したと自治警察が発表した。(P,H,I)
*米国で演説したシャロン首相がマーレーアドミームとエルサレムを一
体化すると明言。自治区のベツレヘムとラマラが分断される問題は、
トンネルなど新道路の建設で解決する考えを示した。(P,H)
*リブニ法相が外国での軍関係者の逮捕に備える支援法を提案。また、
自国民に無関係な事件でも、実際の捜査無しに外国人に逮捕状を発行
できるEU各国の法制度の修正を求める外交攻勢も開始する。(H)
*バーレーンがイスラエルに対する経済制裁を解除か。(H)
*西岸地区の各地で違法入植拠点が増加していると労働党のスネア議員
が警告。パレスチナ人が建築工事に使われている例も。(H)
*ナブラスで自治警察官が殺害される事件。怒った他の警察官が犯人の
車と家に放火。市内の商店を閉店させ、通りで銃を乱射した。(P)
*昨日朝、北部を中心にイスラエル全土で秋の雨。夏の乾季の後、最初
に降る雨を「ハヤオライ」と言う。(P)
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2005年9月20日(火)
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*ガザとエジプトの国境を封鎖したと自治政府が発表。国際管理のもと
で通行管理体制が確立するまで、ラファ検問所の通行は再開せず、し
ばらくは封鎖を続けるとアッバス議長は語った。(P,H,I)
*アラブ系市民の暴動鎮圧に当たった警官らを不起訴にするとの決定に
アラブ系市民が反発。日曜に首相官邸前で大規模な抗議デモを行い、
テントを張ってハンガーストライキを行うことを決めた。(P,H,7)
*シャロン首相が昨日米国から帰国。来週のリクード中央委員会に向け
て、ネタニヤフ氏らの動きを封じるための多数派工作に全力を挙げて
いる。首相の支持率はネタニヤフ陣営に迫る勢い。(P,H,7)
*シャロン首相が党首選の資金として制限を越える額をニューヨークで
集めたとの報道。首相陣営は、違法行為は無いと釈明した。(P,H,7)
*シャロム外相もハマスの自治政府選挙参加に反対を表明。(H)
*カツァブ大統領がバルト諸国を訪問中。エストニアでは戦後初めて再
建されるシナゴグの礎石を据える儀式を行った。エストニアのユダヤ
人社会はホロコーストで壊滅したが、現在は3000人。(H)
*イギリスのストロー外相が、国防軍幹部に対する戦争犯罪での逮捕状
に関してシャロム外相に謝罪。しかし、法的にはイスラエルの国会議
員にしか不逮捕特権は適用されないと説明した。(H)
*今後自治政府に引き渡す入植地に残るシナゴグの処分に妙案。大量の
土を盛ってシナゴグを「埋葬」するというもの。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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