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3・11:「爆薬入手の密告屋」は警察に頼まれて「実行犯」に近づいた(エル・ムンド)
2004年マドリッド3・11事変で、爆薬であるダイナマイトを鉱山から盗んで、「実行犯」である「エル・チノ」ことジャマル・アーミダンに売った、とされている元鉱山労働者で警察の内通者であったホセ・エミリオ・スアレス・トレスオラスは、担当判事のデル・オルモに対して、『警察に頼まれてエル・チノと接触していた』と語っています。
9月18日付のエル・ムンド紙は、「3・11のブラックホール」シリーズとして『トレスオラスは、警察の指示によって「エル・チノ」と友達になった、とデル・オルモ判事の前で語った』という見出しの記事を掲げています。
http://www.elmundo.es/elmundo/2005/09/19/espana/1127097164.html
Trashorras dijo ante el juez Del Olmo que se hizo amigo de 'El Chino' 'por indicación de la policía'
この記事によると、麻薬の密売に手を染めていたトラスオラスは、2001年にある密売グループから脅迫を受けて怖くなり、アビレス市警察の「マノロン」ことマニュエル・カルシア・ロゴリゲス警部に相談して、そのときから「内通者」として警察に協力するようになりました。
2003年にGC(国家警備隊)の内通者であったラファー・ゾウヒエルと出会いますが、これはトラスオラスの妻であるカルメン・トロの兄弟アントニオ・トロが刑務所の中で知り合った人物です。そしてトラスオラスはゾウヒエルからジャマル・アーミダンを紹介されました。
その後しばらくして、「マノロン」警部がトラスオラスに『アーミダンと友人になるように』頼まれ、マドッリッド近郊の町モラタ・デ・タフーニャにある彼の家で結婚祝いのパーティーを開くなどの親密な交際を始めたそうです。
なお、ここで登場するアントニオ・トロはトラスオラスとともに『携帯電話を起爆装置にした爆弾を考案した(2001年に入っていた刑務所の中で話を持ちかけられた!)』として逮捕されています。妻のカルメンも一連の爆発物入手に協力したとして逮捕、ゾウヒエルは3・11主犯格のモロッコ人たちに協力していた容疑で逮捕、そして「エル・チノ」ことジャマル・アーミダンは2004年4月3日にマドリッド近郊のレガネス市で他の6名の「実行犯」と共に爆死、モラタ・デ・タフーニャにある家は「爆弾製造工場」とされています。
ただしエル・ムンドによると、この話は、昨年(2004年)の6月4日に、トラスオラスが逮捕されて2ヵ月半の後にようやく弁護士をつけることを許された直後に為された「供述」である、ということです。もちろんトラスオラスは「麻薬密売」以外のことには一切関わっていない、と主張しています。しかし1年以上もたってこのような「供述書」の内容が、それもエル・ムンドに流れる、というのも少々奇妙で、これには判事局や捜査当局の中にある政治勢力がらみの対立が背後にあることと思われます。
警察とGCが誰に目をつけて誰に「犯人役」を擦り付けるのか、の筋書き作りの作業を、2001年(!!)から行っていたことがこれでよくわかります。もちろんその裏にはスペイン情報局(CNI)がおり、さらにCIAやMI6あたりが背後に控えていたことは、3・11前後の事情から判断できます。
つまり、2001年9・11から『911日後』の3・11、そしてその1年後のマドリッド会議(9・11直後に結成されたマドリッド・クラブ主宰)まで、一貫した作業計画の元に進められた『対テロ世界戦争』謀略の姿が、ここでも浮び上がるでしょう。
(参照)
http://www.asyura2.com/0502/war67/msg/977.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 03 日 07:21:54
大規模集団洗脳の現場報告(3)こうやって「魔女」が作り上げられていく